“高齢者の米離れ”から考えたこと:ごはんはおかずとの相性は抜群で腹持ちが良いのだが。

『高齢者の米離れ』のニュースがあったが、朝食でパンよりも米が多いのは世代別では『20代男女』だけというのは意外だった。中高年層は糖尿病・高血圧・肥満などで米(炭水化物)の摂取を抑えている人の影響もあるのだろうが、米は炊くまでにパンよりも手間がかかり、買って持ち帰るのが重たいというのもありそうだ。

パンも好きだが『腹持ち・後味の良さ・おかずとの組み合わせ』では米食に軍配が上がる。目玉焼き(生卵でも卵焼きでも)・焼き魚(鮭・鯖など)・納豆・海苔(佃煮)・漬物・明太子など、米食はあっさり食べられて満足感のある組み合わせが多いな。パンも美味い店の各種パンのバリエーションと味の良さはあるが。

力仕事や山歩きなどをする時には、パンよりも米のほうが体力・腕力がでやすい感じはある。店でステーキなどを頼む時にも、パンではなくライスにするが、パンは肉と一緒に組み合わせて食べる感じではなく、肉は肉、パンはパンと別個に感じてしまいやすい。

例外として、シチューやカレーにパンを浸すような食べ方は好きだし、いろんな具材とパンを組み合わせた調理パンも美味しいとは思うが。

1世帯の人の数が減った影響として、米のパッケージから10kg入りが店頭からほぼ姿を消した(大型店舗では置いているが)。5kgが標準化したが、高齢の1?2人暮らしとかだと5kgでも多いし、スーパーの袋に入れて持って帰るのは重いかも。5kgでも、車でなくて500m以上の距離なら若い人でも持ち帰りはかなり大変で、お米より軽いパンのほうがスーパーから持って帰りやすいのもあるだろう。

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