女性が活躍する社会(女性の男並みの労働参加)は正直つらいのか?, 睡眠時間を与えないブラック企業の働かせ方の問題

○仕事とプライベートを分離しないのめり込むハードなワークスタイルは本来それなりに高い地位・処遇のあるエリート層・経営層、自分が好きで自己責任でやるクリエイティブ層・自営等に限られる話である。

正直「女性活躍」とかツラい…普通に働きたい女子のホンネ

時給で雇われ、固定の作業・職能や一般職で雇われている人が、ワークライフ・バランスもほとんどなしで『生活・給料のための仕事』でなく『自己実現・社会貢献のために活躍するやりがいある仕事』ができるかというと、できる人もいるかもしれないが多くは『後何時間で今日は終わり』の受身の姿勢になるものだとは思う。

『普通に働く』とは何かの問いも難しいが、ここで女子のホンネとして語られている『普通の働き方』とは『仕事が人生の中心・大部分ではない働き方』であり、仕事が『自己実現の目的・人生の最優先される使命』ではなく『自分・家族などの生活の手段(給与を得て生活・家庭・余暇を楽しむ)』になっている働き方と取れる。

○睡眠時間を与えないは典型的な拷問・自白強要・洗脳の手法で悪質なものだが、意図しない洗脳として行う企業も多い。日本の企業文化では『寝ずに働く俺凄い』の間違った共通価値も根深かった。

高橋まつりさんの母、幸美さん独白4時間「上下関係が苦痛 寝させない拷問」

拝金主義・自己中心的など何かと叩かれていたホリエモンだが、仕事論で『やっぱり徹夜でハードに働くんですか?』の問いに『人はきちんと眠らないと仕事にならない。俺は8時間くらいは寝る』みたいな回答をしていて、その点に関しては人間(自分)の健康管理と仕事の効率についてわかった人だなと感心した記憶がある。

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