後藤真希は家族関係の不幸や私生活の庶民的な不摂生の報道もあったりしたが、そういった『芸能活動の裏側・私生活の悪影響』を感じさせない精神的タフネスと自己制御、外観の維持は適性のあるプロを感じる。
“育ての親”振付師・夏まゆみが語る、後藤真希の才能「モー娘。、AKBの中でNo.1」
アイドルグループのメンバーが第一線で活躍できる寿命は短いが、タレント(ママタレ)、女優、舞台、起業(経営者)など『第二のキャリア』を様々な形で継続している人は、精神的タフネスと継続的な努力によって『自分の支持される必要とされる居場所』を見つけて確保できている人が多い印象がある。
アイドルとして人気がある若い時期なら『大勢のファンからの支持・購入』だけで十分に食っていけるが、いったん旬が終わった後のキャリアでは『いずれかの分野での実力・需要』が厳しく問われたり、オファーが安定して来るだけの『各業界内での人間関係のネットワーク・好感と信頼の印象』も必要になるだろう。
後藤真希に限らず、アイドル的要素を維持する30代以上の芸能人は、『昔からの固定ファン層に対するホスピタリティ(活動の頻度とメンテナンス)』と『芸能界内部での人間関係の立ち回り(また一緒に仕事をしたいと思わせる印象づけ)』を併せ持っていそう。よほど磐石な大勢のファン層や抜けた実力があれば別かもだが。