サッカーではストライカーの脚をスパイクで削ったり、意図的な体当たり・飛び蹴りといった悪質なファウルが行われたりするが、『ボールのない場所でのタックル・蹴り・肘打ち』などは長期出場禁止の処分を与えるべきではないだろうか。
ブラジル代表に大打撃…ネイマールが腰椎骨折でW杯欠場へ、ドクター明かす
ネイマールが腰椎骨折の怪我を負わせられたファウルも、ボールが前に流れた後に背後から飛び膝蹴りを食らわすような形で飛びかかっており、サッカーでボールを奪うためのタックルではない。有力なフォワードを負傷させようという意図があると疑われても仕方のない当たり方、危険なタックルの容認は選手寿命を縮めかねない。
有力選手の決定打をゴール前で封じる『激しい当たり・厳しいマーク』もサッカーの大きな魅力だが、昔よりマシになったとはいえ、サッカーをラグビーやアメフト並みの当たり方をしても良いスポーツと勘違いしているような選手が見られるのは残念。サッカーは相手を物理的に吹っ飛ばしたり痛めつけるような格闘技ではない。
ウルグアイのスアレスのボールのない場での『噛み付き行為』も悪質なファウルだったが、『ボールを奪う・動きを止めるためのまっとうな当たりやぶつかり』ではない、相手自身を痛めつけるようなファウルは試合の価値を削ぐし、ネイマールのような戦線離脱があると次の試合の楽しみも減る。ブラジル‐ドイツ戦は楽しみだが。