肉食は人の残酷な業だが欧米は『家畜と野生動物の区別』でその原罪を希釈しているような感じもある。イルカ・鯨は知能が高くて人に近しい野生動物の象徴となっていて、異論排除の殺害禁忌に至っているが、 そもそも論として欧米人にとってイルカ・鯨が食用として用いられた歴史がないことが大きな影響をもたらしている。
イルカを追い込み漁以外の残酷ではない方法で捕獲しても、イルカを殺害したり傷つけたりする結果があるのであれば、欧米人は承認することはないだろう。
ある種の宗教的な信念・独善にも近いものがあるが、『犬食・猫食』を嫌う日本人の感覚をよりラディカルかつ感情的なものにしたと考えると分かりやすいかもしれない。
イルカ・鯨よりも人間に近しい解剖学的構造を持つサルだったらどうかと考えると、小型猿のサル食も激しい非難は浴びるだろうが、動物の権利(アニマルライツ)の象徴になっているイルカ・鯨よりもバッシングは小さいかも(類人猿にまでなると殺人に近い非難も起こり得るが)しれない。
イルカ追い込み漁の深刻さ 「英語の発信、圧倒的に少ない」「東京五輪のネガティブキャンペーンも」
沖縄県のUSJは大阪のUSJとは違って映画を題材にしないというニュースもあったが、沖縄県の観光資源の強化策として効果は期待できる。沖縄の南国の自然・風土以外のアミューズメントとして遊んでみたい人は多いはず。
沖縄USJ、戦略特区活用も=菅官房長官 (時事通信社 – 05月22日 19:01)
『明治日本の産業革命遺産』に限らず、西欧の産業革命が国家間の大規模な近代戦争を準備した側面は強いがそういった人や国の経済・軍事・製鉄・兵器製造の転換点もひっくるめた世界遺産としての価値がある。
認知症による判断力低下もあるが高齢者の無縁化・孤独感の深さも影響している。催眠商法のような悪質な詐欺でなくても、高齢者は会話のできる馴染みの店や店員から必要以上の買い物をする傾向もある。
自分が好きな店・店員から買い物をするのは自由だが、使っている金額が常識の範囲内であるか、売っている商品の価格が相場に照らして適切であるかという問題がある。一般の店は、常連で少し多めに買ってくれる・高いものを買うなどには感謝して接客対応を良くするかもしれないが、高齢者が困窮するような金額は使わせない。