牛丼は吉野家があっさりとしていて好きなのだが、うな重に関しては、吉野家よりもすき家のうなぎ(うな牛)の方が美味しい。吉野家のうなぎはたれに漬かり過ぎで味が濃すぎる。すき家のうなぎは上手くレトルト感を殺して、たれの濃さがくどくないよう調整されている(牛丼はすき家の方が味つけが濃いのに…)
国産うなぎ(鹿児島産)は約1980円でさすがに美味いが、気軽に食べるには価格がちょっと高すぎる。三分の一くらいの大きさなら880円くらいであるので、牛丼店でうな丼を食べるより、こっちのほうが美味しいといえば美味しい(量も余り変わらない)。うなぎ専門店は3000円?、今年は供給増で若干安いとはいうが…
ユニクロのファーストリテイリングは単位株が高すぎるし、国内市場は飽和感がでてきた。今年の四半期決算で久しぶりにマイナス決算に転じたが、定番アイテムを安い価格で提供したユニクロのビジネスモデルが変化してきて、『最近は昔ほど安くない・一通りの定番を買ってしまって新しく欲しいモノがない』という不満点も言われ始めてきている。
ユニクロはシューズなどアイテムの増加路線が逆に仇になってしまう恐れがあるが、『今までになかったアイテムの追加・新規需要の掘り起こし』をしないと持続的な成長に陰りが出てくるかもしれない。
セブン&アイHDは、小売業界ではかなり将来性がある会社だと思うが、店舗数が増えすぎて若干飽和感が出てきてしまった。『地域インフラ+高齢社会対応(高齢者常連化)』が成長の原動力として期待されるところだが、最近はセブンイレブンで常連のように毎日来ている高齢者も増えてきているという。
ユニクロもセブンイレブンも消費者満足度は高いが、フランチャイズ契約のロイヤリティや働いている人の待遇では一部問題を抱える。アメリカでは非正規の最低賃金引き上げが社会運動化し、2020年を目処に都市部で時給を15ドル以上に上げる見通しだが、消費者の購買力強化と求職者の労働意欲上昇の効果の期待もある。