“不潔・細菌恐怖の洗浄強迫”以外にも“完全主義・過失恐怖の確認強迫,数字や配置に固執する秩序強迫”もある。不潔恐怖はないが、嗅覚・嘔吐中枢の過敏で古い公衆トイレがダメな時があるw
つり革握れない、カラオケマイク触れない…「強迫性障害」 鬱病併発も
特に『食べ過ぎ・飲み過ぎ・睡眠不足・体調不良』の時に、店舗のトイレでアンモニア臭が強かったり掃除が行き届いてなかったりすると、嘔吐中枢が刺激されやすくなっていて、精神的に抵抗があるとかではなく反射的に気分が悪くなる(吐きそうになる)。調子が良い時は多少汚れていても軽く掃除してから出るくらいなのだが。
秩序強迫・儀式行為との類似性でいえば、車を駐車場に止める時は綺麗に白線内に収まっていないと落ち着かないので、少しでも白線と並行になっていなかったら入れ直すとかはある。テストの見直しや屋外での財布・鍵・スマホの確認なども何度かしてしまいやすいが、そのお陰か物を落としたり試験のケアレスミスが殆どない。
僕は基本はいい加減なので、潔癖症・洗浄強迫などとは程遠いし、『?しなければならない』といった強迫観念・秩序志向も殆ど持ち合わせていないが、強迫性障害というのは『観念・行為の力で理想的な秩序を維持しようとする(現実のアバウトさや不確実性のリスクを嫌う)完全主義の弊害』としての側面が強い。
昔の職人の徒弟制には暴力の躾が付きものだったが教育名目の『絶対的上下関係(逆らえない立場)の刷込み+ストレス発散』でもあり『お前のため・泣く泣く叩く』で体罰全般が正当化されやすかった。
働く場や人間関係を選ぶ事も必要でしょうが『職人・料理人・建築現場』などの仕事ではどんな人が上司・親方になるか、どういった社風や価値観の会社なのかとかの『偶然・運』で天国にも地獄にもなると思います。『躾』という漢字・言葉も『上の思い通りになる人間を作る意味』もあるが、弱き人の業ですね…
個人事業主の料理人(なまじっか成功している人)となると、完全にその人物の王国(俺が法律・嫌ならやめろ)にもなりかねないですが、小規模な零細事業者・個人事業主の職人はある程度成功して富や名声を得ると『外部社会の常識・圧力』を受けないので道を踏み外す人もいる。後は名声の質にコンプレックスがあったりも。