山本太郎を『北朝鮮擁護の利敵行為』として非難する声は当然強いが、歴史的・政治的に『北朝鮮の逃げ場を塞ぐ制裁強化』が、核の放棄・日本人の安全につながるかは微妙だ。経済封鎖のABCD包囲網に過去の日本は屈さなかった。
軍事独裁国家にとって『核兵器』は実際の大量破壊兵器というより、ブラフによって体制保障・恐喝外交・内政不干渉を勝ち取る道具立てに近い。水爆実験も実際は成功していない可能性が高いが、水爆開発の意図があるブラフだけで十分だ。核を外国領土に落とせば北朝鮮は米国の核報復、中国の離反、国連の軍事制裁で滅ぶ。
核兵器を北朝鮮が使用する可能性は低いが、北朝鮮の体制崩壊を直接に行う外圧・制裁が『閾値』を超えれば、視野狭窄的・夜郎自大的な北朝鮮の首脳部が判断力を麻痺させ万が一の道連れ的な暴発はゼロとは言えない。一定の締付けの経済制裁は良いが、北朝鮮の反応を完全無視するのではなく窮鼠のリスクも計算する必要はある。
本気で日米が北朝鮮の金正恩体制を直接に崩壊させようとすれば、兵器・物量の差で圧倒できるはずだが、分かっていればこそ北朝鮮は核兵器保有・水爆実験を強烈にアピールしてくる。核兵器の万が一のリスクをゼロに近い水準にまで押さえ込むにはどうすれば良いか、北の自発的体制変革には内部の民衆の力が削られすぎている。
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『お~いお茶 玉露』、試しに飲んでみたいが、いくら高級茶葉を使用しててガラス瓶に入ってても、容量375mlで1080円の価格設定は如何なものか!玉露の茶葉を購入した方が良い。間違ってレジに持っていったら買ってしまう人もいるだろうが…
商品価格が高いほうが利益率は高くなるが、元々のブランドイメージが高級路線でなかった場合、『顧客離れを起こさない値上げ幅』の見極めが難しい。吉野家も値上げで約10%の顧客離れを起こし、牛肉の仕入れ価格上昇もあって前年比61%も純利益を減らした。吉野家はメニューの種類を増やした方が売上は増えると思うが。