酔った勢いやその場の雰囲気に呑まれて、『相手の合意・感情』をまともに確認せず体に触れるのは、性犯罪として告発される一定のリスクはある。女性関係の成否・洗練の領域では、大学名や偏差値は関係ないからな。
男性の高学歴・高所得の志向性には、『好みの女性からモテたい』という下心も少なからず含まれるし、結婚の条件面においては東大卒・大手勤務は相当に有利になるが、それ以前の学生時代にはむちゃくちゃ頭が良い男であっても、それほど可愛い女の子にモテるとかいう話でもない。
逆に学力・知性・教養はそこそこか大したことがなくても、ルックスの見栄えがして、女性をもてなして楽しませるコミュニケーションスキルや遊び方のセンスがあれば、働き出すまではそれだけでもかなりモテたりする。
まぁ、女性の価値観やジャンル、人生設計によっても、どんなタイプの男が好かれやすいかは大きく変わるので一概には言えないし、ヤンキー文化圏(ガテン系の早婚志向)などはまた大学を出るような人たちとはまったく違った基準や感情で男女関係が動いているからな。
『勉強面での努力』と『恋愛関係・性愛分野で楽しくやれるか』はそれほど相関はないかもしれないが、東大なら焦らなくても自分の知性や内面をじっくり見てくれる女性(見かけだけにこだわらず自分の長所や魅力をストレートに認めてくれそうなタイプの知的な女性)を探してから、あれこれ欲張らずにその女性を大切にして関係を育んだほうが将来的には絶対に幸せになれると思うが。
東大生が性犯罪ということでニュースバリューが上がっている面はあるが、昔からこの手の大学生による『飲み会後・談笑後の性的トラブル』というのは定期的に起こっていて、『酩酊・悪ふざけの流れ』をエスカレートさせて性的なふれあいに持っていこうとする『ドサクサに紛れたやり方』は楽なようでリスクがあるものだ。
男性5人に女性1人の図式は、男側の身分・タイプによってその『危険認知度』が大きく変わりそう。1対1より複数のほうが安全と思う人もいる。粗暴なタイプ・外観の集団で言葉遣いが悪い下ネタが多い等なら警戒感は極めて強くなるが、東大生の身分や理知的な語り・紳士的な対応で強引な事はしてこないの予断は働きやすい。
男が5人も集まって、1人の女性とあれこれ会話して口説いて部屋に誘うというのも、1人では何もできない小心者な印象は強くなるが『部屋・車の密室空間』では女性はもしもの可能性も考慮し警戒しておいたほうが良い。裏返せば『無理やり・力ずくな性犯罪まで意図していない東大生』だから無事に部屋を出られた面もある。