ゲオがiPhoneの格安修理事業を開始, Twitterのユーザー数に頭打ち感、9%の人員削減!

○ゲオは本業のレンタルビデオ事業が定額動画配信に押され衰退期に入っているので、今は『スマホ関連事業(中古販売・修理)』に経営資源を割いている。iPhoneは修理が手間なので、格安修理という着眼点は良い。

ゲオ、iPhoneの格安修理事業を開始…担当者に事業の狙いや今後の展開を聞いてきた

iPhoneもアップルケアの補償サービスがあれば、格安修理はしてもらえるがキャリアの代理店で請け負ってくれないので郵送など時間コストがかかる事がある。iPhoneはじめ『裏蓋固定でバッテリー交換できない機種』で、30分でバッテリー交換して貰えるのは便利かも。ホームボタンなど物理ボタンも壊れやすい。

キャリアが販売するフラッグシップモデルのスマホは、総務省主導の0円スマホ規制もあり新品の実質負担が上がっているので、『MVNOの格安スマホ,SIMカード,中古スマホの需要』は今後伸びてくる可能性が高い。iPhoneも一つ前の型なら安く購入でき十分なスペックはある、最新モデルにこだわらない人は増えそう。

中古スマホの最大の不安は、キャリアの補償サービスに入れないので、『すぐに壊れたらどうしよう』ということだが、ゲオは3か月補償と自社の修理体制もあるので、アフターサービスが皆無な中古販売店と比べれば多少は安心感もでるかもしれない。その日の内にすぐに持ち込める修理受付の店舗数の多さ・深夜営業も強みだ。

○Twitterはユーザー数では世界有数のSNSの一つだが、ユーザー課金がなくビジネスモデルとしての収益力は弱い。ジャック・ドーシーの経営戦略も従来のTwitterの延長線上にあり、ウェブ広告以外の収益源は見つけにくいだろう。

Twitter、9%の人員削減を発表 売上高は予想を上回るもMAUは伸びず

長期の経営戦略は月間アクティブユーザー数(MAU)が頭打ちで停滞しており、ページビューを2倍、3倍に増やす方向性の実現が難しい。短文投稿サイト(つぶやきサイト)としてTwitterの革新性はあったが、その後にInstagramなど写真・動画投稿サイトの台頭もありユーザーの滞在時間が分散してしまった。

ツイートのアプリやタイムラインが、広告にアイキャッチしにくいというUI(ユーザーインターフェイス)の構造的問題もある。『顧客満足度は高いのに売上・利益に直結しづらいビジネス』でもあり、Twitterの株価も下落傾向にある。昔のmixiにも似た収益モデルの問題だが、mixiはゲームの副業が当たった……

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