高齢化社会における医療費削減案の健康ゴールド免許, 今の若者にワサビ嫌いの人が増えている?

○高齢化社会で医療費は上昇するが、医療費削減に貢献した健康な人にインセンティブ(認定証・自己負担減・現金還元等)を与えるは政策オプションとしては有り得る。軽症者にとっての医療費節約・セルフメディケーションの動機づけになる。

定期健診で自己負担減?「健康ゴールド免許」に賛否両論

公的健康負担の保険料負担は重く、特に会社との折半がない自営業者ではかなり重い。健康でほとんど病院に行かなくても月額5万円以上(年間60万円以上)の保険料負担は珍しくない。1年間に一定以上の医療費を使わなければ、1万円の還元というだけでも支払う側としての気持ちはかなり違ってくるだろう。

生死に関わる重症・重傷患者の医療費は削ることはできないし削るべきでもないが、定期健診や健康増進に努めて実際に医療費をほとんど使っていない保険料負担者は、『公的健康保険制度の相互扶助に特に貢献しているので、一定のインセンティブを与えてもおかしくはないし、結果として若年層の支援制度にもなる。

○淡白で刺激のない味は単調で飽きやすいので(同じものを食べ続けた慣れ・味覚の鈍麻もあるが)大人になるにつれて『ワサビ・カラシ・生姜・大葉・山椒などの薬味』がないと物足りなく感じやすい。

若者にワサビ嫌いが増えてる?寿司を「サビ抜き」で頼む人の割合

何でもかんでも若者の『?離れ』に結びつけるのは安直だろう。昔から若者はワサビや山椒など薬味を好まない傾向はあったかもしれない。ビールの苦味を嫌う人もいた。今の若者だけが苦手かは分からない。昔は『ワサビありの寿司が常識という前提(ワサビ抜きが子供用以外にない)』の店舗側の都合とその慣れもあったはずだ。

逆に、今のスシローやくら寿司などの回転寿司は『ワサビ抜きの寿司』のほうがデフォルトになっており、ワサビを入れたい人が『ワサビの後づけ』を敢えてしなければならない。そういった環境が子供時代から続くと、ワサビのない寿司が常識として刷り込まれ、今までワサビを食べてないから苦手を感じる事になりやすいのではないだろうか。

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