『イケメン・美人は観賞用』の現実論ともすっぱい葡萄ともつかぬ言葉もあるが、『片思い(ほどほどの付き合い)の魅力』は『理想化された相手のイメージ像・推測的人格』が生活・利害・関係の変化で崩れないままに保存されやすい事だろう。
また過度に理想化して見ているだけでハイテンションになって幸せという相手は、『ビジュアル・雰囲気・表面的なやり取りの魅力』に偏っていて、初期の時点で『自分よりもかなり魅力が高くて気後れする相手(釣り合いを欠く)』が多い。『付き合って性格・生活・価値観など深く知ると減点の評価になりやすいリスク』もある。
一般論では、見ているだけでハイになって幸せな相手より、話しているうちに前向きな気持ちや高めのテンションになってもっと一緒にいたくなるの相手のほうが上手くいきやすい。いつまでもうっとり見てたい相手はロマンスの王道かもしれないが、現実の深いコミットで相手の評価・付き合い方が悪く変化すれば落差が大きい。
『美や雰囲気』は『金』と並ぶ汎用の影響力ではあるが(知・対話力・人格は美・金と比較すると一般への汎用的影響ではやや落ちるというか評価者が限定される)、結局『瞬発の知覚的な美・性的な陶酔』は深く付き合ったり共同生活したりするために必要ではないので観賞用(適度な距離)が良い面はある。
『美・金・雰囲気(初期のアウラ)』を持つ人は、確かに概ね万人に対し一定の訴求力を持ち、『相手が自分に好意・敬意・信頼を持っている限り』は特にハロー効果にも似たハイテンションな楽しさや自信、幸福感を与えてくれやすい。一方『汎用的な影響力』はその人の性格・思い次第で『別の人も容易に魅了できる力』ともなる。
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