逆走車との正面衝突以上に回避不能な事故だが、観光バスの乗員に死亡者が出なかったのは不幸中の幸いだった。中央分離帯を乗り越え空中に舞い上がった車はいったい何キロで走行していたのか?
中央分離帯を飛び越えた乗用車はスクラップ状態で運転手は即死した可能性が高いが、120キロ以上の大幅な速度超過に運転ミスか居眠り・脇見が重なったのだろうか。無関係な他車・他人を巻き込む大事故だが、衝突した対向車が大型バス・大型トラックでなければ、相手方も即死で車も爆発炎上していた可能性が高い。
ある意味、大型バスに飛んできた車がめり込む形になったことで、大型バスが二的被害を防ぐ『壁』のような役割を果たしてくれたのかも。普通車への衝突なら更に数百メートル以上は転がり、何台かに連続してぶつかり複数の死者を出していた。バスの乗員が骨折で済んだのは奇跡的で、運転手も生存というのは驚かされる。
中央線・中央分離帯を乗り越えて正面衝突してくる型の事故だけは、自分だけがどんなに注意していても避けきれないものだが、対向車が空中に舞って激突してきた交通事故はほとんど前例がないのではないだろうか。高速は余裕のある制御可能な速度で走り、注意深くキープレーンをしてほしい。
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