恋愛で何度も失敗しても女性は幸せになれるか?:幸せには“維持のモード”と“変化のモード”がある

個人の幸福追求は人並み(世間体)とセットになった『宗教なき近代の信仰』だが、どんなに良い状態でも自分の納得がなければ『幸福実現の終着点』はない。維持も変化も手間がかかる。

恋愛で何度も失敗する女性は、いつか幸せになれるのか?

『これ以上のものは要らない、もう別の事はしなくても良い(もう別の誰かにアプローチすることもない)』と納得できれば維持(保守)のモードに入れる。就職・結婚・子供は維持のモード(別の選択を捨てやるべきことが明確に)の一つの踏ん切りになる。変化(探索)のモードと維持(保守)のモードは、人間の心と人生の振り子で、人に完全な幸せの固定がないことの現れだろう。

どんなに欲しいものでも手に入った後に永遠の興奮を維持するものはなく、『どうしても欲しいと思う状態』がある種の快・美の刺激のピークになるが、今あるそんなに悪くない状態がずっと続くであろう予測が『安心感・安全感のメリット』にもなる。自分が何に価値を依拠する人間かを見定めることが大切で、いったん決めたことや選んだことを長く大切にして維持していけるかが幸福実感の鍵になる。

スポンサーリンク




楽天AD