女優・新木優子さんが幸福の科学信者であるとの報道:信仰の自由と日本人にとっての新興宗教のイメージ

新木優子さん、『クライシス』『コードブルー』で個性的な存在感を示す若手女優だが、幸福の科学の信者というのは親が信者だった可能性が高いのだろう。芸能界は創価学会人脈の多さでも知られるが、幸福の科学に関係する人が入ってきてもおかしくはない。

新木優子“幸福の科学信者報道”に騒然

戦後日本は伝統宗教の慣習・行事以外を奇異に見る『宗教アレルギー』が強い、個人主義・唯物論の国ではあるが、創価学会や幸福の科学、天理教などをはじめとする『新興宗教』の信者数も累計で軽く1000万は超えているはずだから、周囲や職場にその信者や信者の家族がいても確率的に驚く事とまでは言えない。

伝統宗教や檀家システムと同じで、新興宗教で親が信者である場合は、子・孫も特別に拒否・離脱の意思表示をしなければ自動的に信者籍を獲得する仕組みになっているので、小さな頃からその教団の施設・行事・関係者・出版物に慣れ親しんでいれば、有害なカルト宗教でない限り、離脱しない子・孫の世代も多いのだろう。

日本人の多数派がなぜ宗教アレルギーなのかは色々と考えられるが、『オウム真理教事件で危険・洗脳・金儲けの反社会的カルトのイメージが強いこと』と『世間一般(私たち)の常識や価値観からズレている閉鎖的なイメージがあること』だろう。元々の自分の自然な思想や感情、判断を人工的に洗脳される感じを嫌う人は多い。

日本人の大半は宗教・神にせよ教団にせよ『他律的な指示・命令・献金要求』をわざわざ入信してまで受けたくないという世俗主義かつ唯物論(金銭重視)の価値観だからという理由がある。何もかも投げ出して宗教に縋りたいと思うほどの動機付けがないか、本心から神仏の存在や奇跡の恩恵を信じられない人が大半である。

新木優子はガストのCMにも採用されている。彫りの深いちょっときつい印象もある美人だが、ガストのCMでは明るく可愛らしい雰囲気、『クライシス』ではクールで生意気な天才ハッカー、『コードブルー』では研修医でたどたどしいが芯が強いタイプで多面的な見せ方をする。宗教報道の影響はあるか否か。

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