ドラマ「ごめん、愛してる」の律(長瀬智也)の髪型から話題を広げてみる:今風イケメンの雰囲気の女性化

長瀬智也の髪型に対する否定的意見があったが年代的に難しい髪型かも。アラフォー世代だと前髪を下ろす帽子ライクな男のボブは違和感があるが、坂口健太郎とか今の若い世代に人気の髪型、世代間ギャップですな。

「ごめん、愛してる」律(長瀬智也)の結末に反響 切なすぎるラストに涙が止まらない

昭和後期世代だと、男の髪型で前髪を前に下ろしすぎたり、全体のラインがきのこっぽいのは好まれず、どちらかというと前髪は軽く上げて後ろに流すような髪型が「男っぽい格好いいヘアスタイル」の印象がある。今の若い世代は、イケメン風な人ほど女性らしさのあるボブスタイルが増えて、男性の中性化含め時代の変化ですね。

昭和期には前髪を下ろして揃える髪型は主に女性のもの(男だと弱々しい)というジェンダーが強かった。こういった感性の変化も髪型のジェンダーフリー化と言えるのかも。深夜帯の「デッドストック」というドラマに出てる俳優・村上虹郎も丸い輪郭のボブだが、顔立ちが角度で女性のように見えるためか似合う。

長瀬智也はどちらかというと男っぽいしっかりした顔立ちだから、韓流風・今風のフェミニンな空気感・色気を漂わせる前髪を下ろしすぎた柔らかい髪型は、似合わないといえば似合わないのだろう。本人もわかっていて普段はオールバック風の髪型が多かった印象があるが、TOKIOも昭和世代ではある。

男性の女性化というのが単なるファッションやヘアスタイルの見せかけによるものだけなのか、遺伝子的に何らかの変化が緩やかに進んでいるのかという違いは科学的に検証すると面白そうだが、今の若い女性も「女性っぽい顔立ちの男性(男性的特徴が薄い)」を好む傾向で、長期的に性選択で遺伝的変動要因になる可能性はある。

スポンサーリンク




楽天AD