20代の外出頻度の減少と70代のほうが外出回数が多い理由:若者がひきこもりという話でもない

20代の若い世代は「外出しなくても一定の友人関係があり会話・承認の欲求が満たされる(逆に疲れる)」もある。高齢者は外に出て地域住民や店員と触れ合わないと孤独な人が多い。

20代の外出、70代下回る=スマホ普及、自宅で完結-6割が「引きこもり」自認 (http://mixi.at/agfdN92)

若い時期の方が「まったく知らない他人と会話しよう・外出して誰かと触れ合おうという欲求」はないもので、「学校・バイトの知り合い、友人・恋人の範囲内」だけでコミュニケーション欲求は満たされてしまい、関係ないおじさん・おばさん(爺ちゃん・婆ちゃん)からあれこれ話しかけられると煩わしく感じやすい。

しかし立場を入れ替えると、中高年・高齢者になると、ちょっと買い物や食事をする時に、若い愛想の良い店員さんなどがいると、ついつい余計なことを話しかけたい気持ちになり、相手がサービスで話に付き合ってくれるとかなり嬉しいという人は増える。若い人は基本的に店員さんなどに余計な口は叩かず、仲間内で盛り上がる。

電車やバスでも、高齢者は赤ちゃんのいるお母さんなどに積極的に話しかけて、「赤ちゃんに触ってもいい?」みたいな感じでフレンドリーにふれあいを求めてくる人は多いが、若い世代の人で赤の他人に親しげに話しかける人は少ない、知り合いの範囲内のコミュニケーションで十分満足できる。無目的な外出欲はふれあい欲もある。

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