女性はなぜ寒い冬にもスカートを穿くのか?ノームコアという『究極の普通』の概念

若い世代の女子なら、お洒落や外見的に自分が納得できる自己イメージのために、寒くてもズボンではなくスカートを選ぶ人は多いと思う。北海道・東北といった寒い地域の女子高生とかでも、厚着をしない寒そうな薄着の人も結構多い。だが厳寒期のミニスカは、見ている側も寒気が視覚的に伝染してしまい、屋外で見てもあまりセクシーに見えないのではないかと思うが。

こんなに寒いのになんで女性はスカートをはく?

脚線美を見せたい自分のスタイルに自信がある人のほうがスカートを履くという意見もあれば、ズボンよりスカートの方がスタイルをカモフラージュできる効果があるからスタイルに自信がない女の子のほうが履きたがるという意見もあって面白い。

確かに、今流行っているようなスキニーパンツとかタイトなぴったりとしたズボンは、脚やヒップのラインが出やすいので、逆にスカートよりもありのままの自然な体型が目立ちやすいということがあるのかもしれない。

ノームコアを知らなかったが検索すると『究極の普通(主張しないファッション)』か。ベーシックでも良い気がするが、ノームコアの言葉が既におしゃれな個性の主張・時代の意識を感じさせる。

はやってはいるけれど、挑戦できないファッションは? 「ペンシルスカート→お尻が強調されそう」

ゴージャスでセレブなアメリカの一部のファッションモードに対するカウンターカルチャーの意図も含まれているらしい。『自己主張しない周囲との調和』のコンセプトは日本文化との親近も感じるが、『流行やブランドを気にしない地味・ベーシックなスタイル』は大半の人の今まで通りの服装がノームコアになるのだろう。