男と女の人生はどちらがつらいのか?:なぜ、男のほうが女よりも経済負担が大きくなりがちなのか。

性と財の交換+性欲の性差の進化論的経緯から男と女のつらさはフラットに比較できない。男の大半は稼げなければ大変、女の大半は求められないと大変。性や外見のみの価値は女性優位、男が同じフィールドで競争し対等な負担を求めてもなかなか追いつかない。

男はつらいよ!と思うこと1位は?

男女平等な時代なのに、男が女にデート代をおごる慣習が不平等という意見は合理的だが、『絶対に自分(男側)が全額をおごらされる状況』なら自業自得な面もある。生身の自分の魅力と釣り合わないか(金を負担しない自分に相手が何ら魅力を感じてないか)カネの評価軸に偏った外見だけの女性ばかりを自分が選んでいるだけ。

一般的に女性のほうが性的身体・外見の魅力では優位だが、『あきらかに自分と魅力がかけ離れている+自分に何の好意や関心もない女性』なのか『それなりに魅力が釣り合っている+相手も自分に好意や関心をもってくれている女性』なのかで付き合い・結婚の内容は全く異なる。これは男女を入れ替えても同じである。

男でも女でも極端な面食いになると『自分と相手との客観的な魅力の差異+相手の本当の気持ちやニーズがどこにあるのか』をそっちのけで、必死に相手にとってのメリットを訴えたり尽くす態度を示して何とか付き合う所まで持っていく人もいるが『生身の自分自身への愛情・好意』がなければ自分だけがつらいという話になる。

究極的に男女は『性欲と外見の誘惑力・孤独耐性・コミュニティ適応性(同性の凝集性)』の差異がある。若い時期は特に男が女そのものを求める欲求は、女が男を求める欲求より強く、若さ・美しさ・愛嬌のある女性の選択権は強力で、気に入られるために進んでお金を使い奉仕しアプローチする男も多く出る。

中年期以降も、配偶者がいないと孤独がつらい男も多く精神的支柱・母代替として長年の付合いの女を見やすい(女側は男がいないならいないで生活基盤や子があれば女同士で上手くやり一人の時間を楽しみやすい)のでメンタルでも男が不利になる傾向。草食化・バーチャル化の変化はあるが余裕があれば男の方が我慢が効かない。

無論、哲学者や思想家、隠棲者などに近い例外的な精神的自立者(孤独耐性者)もいるが、大半の人はそこまで自己研鑽や内省・観察に明け暮れる生き方はできない。『俗世と欲望のロジック・孤独と同調圧力の力学』により異性を求め関わる生き方に向かう事になる。村上龍だったか男はすべて消耗品というような事を言ってたがw

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