業務が多様化するコンビニバイトの時給は安いのか?:給与に反映されにくい忙しさ・接客スキル

昔のコンビニバイトは商品を精算する『レジ業務』と『商品陳列廃棄』が中心だったが、現在は多機能レジを使った『顧客の多様な要求処理』で仕事量・業務内容が増えている。

コンビニバイトは割に合わない? 「業務が多様化しているのに時給がそれほど変化なし」

スーパーは今でも顔を見ずにレジ打ちしてるだけな感じだが、コンビニにせよカフェにせよ最近のバイトは『サービス業としての要求水準』が高まった為か、昔たまにいた『無愛想な店員・やる気なさそうなバイト』は余り見かけなくなった。GS(ガソリンスタンド)も凄い笑顔での接客…賃金に関係なく感情労働が増え、働く側は大変になったかも。

時給が高いか安いかの問題は、『業務の忙しさ・種類の多さ』よりも『単位時間当たりの利益』が関係するから、時給を最低賃金前後で据え置くコンビニは、大きくは儲かっていないのかも。従業員に還元しない経営者もいるが、フランチャイズは本部に利鞘を抜かれたり競合が増えて、オーナーでも手取りは少ないという話も聞く。

業務の大変さもサービスの質もだが、『給料に還元する仕組みがない各バイトの働きの良さ(処理スキルが高くても・顧客評価が良くても・サービス過剰でも時給は原則同じ)』はあるが、日本では特に正規(上層)とバイト(現場)の給与格差はキャリアの職責・慣習に基づき、給料が良い人が現場で良い仕事ができるのではない。

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