NECのガラケー生産が終息に向かう、 ウェブ上の若者の「悪意ある投稿」が増加傾向

ガラケーも通話・メールだけの用途なら使いやすいが、新機種に外装変更以外の『進化の方向性』が見えなくなった。コモディティの同一機種の継続販売にも需要はあるが、NECに利益がでないのだろう。

NEC、ガラケー「終息の方向」 開発・製造は当面継続

現在では家庭の固定電話は、携帯を持たない高齢者以外は殆ど使わなくなっており、固定電話機(FAX機能つき固定電話)の売上は、ここ20年ほどで激減した。だがそれでも定番の固定電話機はコモディティ商品として製造・販売は継続している。ガラケーも固定電話機同様に価格が安くなって生き残れれば良いのだが。

ガラケーに新機能を追加するとか、斬新なデザインを考えるとかいった『バージョンアップの進化』を求める客層は余りいなくなっているはずだから、現行機種とほぼ同じガラケーを電話・メールができる基本商品として継続販売して欲しいが。スマホでさえ新規性・未来性を感じさせる機能追加は殆どなくなってきているのが現状だ。

ウェブ上でも観測範囲・人間関係・興味関心によって『悪意ある投稿』を目にする頻度は大幅に違う。自分は相当ウェブを閲覧してきたが、悪意ある投稿・誹謗中傷・不快な人に殆ど遭遇せずに済んできた。

若者の”悪意ある投稿”は増加傾向に  2015年度の情報セキュリティに対する意識調査報告書

僕はどちらかというと『ウェブ上の人間性・態度・発言』のほうが『リアルの自分』よりも丁寧になるくらいな感じで書き込みをしているし、一人称にしても日常的な『俺』ではなく敢えて『僕』を使うことで柔らかい印象になるようにしたりもしている。一人称・言葉遣い・語尾等に気をつけるだけでも、悪意ある投稿にならない。

意図的に『悪意ある投稿』をしたい人の場合は意味がないが、『そんなに強い口調で罵倒するつもりはなかった・つい感情的になって言いすぎた・もしかしたら法的な問題が生じるかも』等の不安・後悔をする人は、『言葉遣い・語尾を?ですねで柔らかく・相手を全否定しない・読み返して投稿』に気をつけるだけで予防できるはず。

根本的な認知転換としては『相手が不快感・嫌悪感を感じる書き込み』や『他人が不利益を被ったり困ってしまう恐れのある書き込み』をしても何らメリットもなく場合によっては法的リスクが生じる事を自覚する事が大切だ。『相手の立場・感情を想像した書込み』をするくらいの姿勢の方がネットをリスク・後悔なく楽しみやすい。

ネット上で暴言・罵倒・中傷など汚い言葉遣いを繰り返していると、刹那的なストレス解消に役立つような気がするかもしれないが、間接的・無意識的に『自分の人間性・自尊心』を自虐的に貶めて卑しくしているだけで、結果として『自己嫌悪・自己評価の低下』に陥って卑屈なパーソナリティーにはまりこむリスクを大きくする。

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