賭博と娯楽の線引きはどこにあるのか?個人間の少額の賭けまで摘発するのはやりすぎな気もするが…

○『個人間・知人間の小さな金額の賭け』まで賭博規制の対象にするのは不合理で取締りの手段もない。『不特定多数の参加を募るギャンブル・暴力団など組織が控除する賭博』だけ規制でも良いとは思うが。

賭博と娯楽、線引きどこで 現金は違法、チョコはOK?

賭場を開帳して不特定多数を集め、胴元がテラ銭を控除するようなギャンブルは『法規制・許認可制』が必要だと思うが、個人間や知り合い同士でする『(強制されない)小さな金額のその場の賭け』まで法規制する合理的・功利的な根拠は乏しい。会社で甲子園の勝ち負けを500円単位で賭ける行為まで摘発した前例もあるが。

賭博を法律的・道徳的な悪(犯罪)とする理由は『依存症・労働意欲低下による家計破綻と公序良俗の崩れを防ぐため』もあるが、『賭博の胴元を公権力が独占するため・個人のお金の出入を透明化するため(脱税やマネロンを防ぐ上でも労働所得以外の出所不明のお金が個人に入らない事が望ましい)』がある。

数千円単位の個人間での一回限りのギャンブルが警察に摘発されるリスクはまずないが、個人宅の麻雀やトランプとかではなく雀荘・カジノ・ビリヤード場など施設に常連として出入りしていれば、小さな金額でも運悪く『ガサ入れ』を食らうかもしれない。その種の施設に入り浸っての賭けは暗黙の了解だがやめておくほうが良い。

近代の政治権力は徴税権をフルに行使して国民を勤勉な労働の生産活動に注力させるためもあって、基本的に『ギャンブル(賭博)』を公共機関が運営する公営ギャンブル以外は社会経済的・道徳的な悪とみなす傾向がある。特に第二次産業では地道な労働道徳が黄金則で、不労所得・射幸心・一攫千金は怠惰や堕落の悪となった。

○『グラノーラ市場』は5年間で約7倍に急成長したといい、市場の半分を占めるカルビーの業績も上昇を続けた。グラノーラはシスコーン市場と重なりながらも、数年来続いている腸活ブームに乗って『食物繊維+牛乳+ヨーグルト(乳酸菌)』の栄養バランス・イメージで習慣的に食べてくれる層を取り込むことが出来たのだろう。

スポンサーリンク




楽天AD