〇中二病は『自分に実現不可能な妄想とその言語化態度化』や『井の中の蛙の価値観表出』だが『根拠なき自己特別視・主役視の差異化欲求』を自意識過剰の悪目立ちでこじらせるのは人間的でもある。
やしろあずきの調査―― 中二病って本当に中学2年生で発症するの? 現役中学教師に聞いてみた!
『根拠なき自己特別視・主役視の差異化欲求』を仮想的・創作的な物語や概念、絵図として他者も一緒に共感できる形で表現できる人であれば、作家・思想家・漫画家(イラストレーター)のような職業に特化した適性になることもある。『現実では無理と分かっての妄想・構想』でなければ妄想家・大言壮語で終わるだけだろうが。
小説にせよ漫画・アニメにせよ、あらすじや登場人物、コミュニケーション、世界観の多くは、客観的な現実世界においては『中二病的・非現実的・幼稚』だが、『一定以上の数の人の妄想的な自己特別視・主役視・理想・感動や興奮』と共鳴する空想・構想・主題の物語化ができれば商業価値を同時に生み出すことが可能となる。
〇お酒はアセトアルデヒドを発生させる毒物でもある。『普段飲まない人・体質が合わない人(分解酵素が少ない)』がたまに飲む時は、ゆっくりちびちびでないと急性アルコール中毒で死亡リスクもある。
お酒をある程度の量飲むとぶっ倒れるような人、少量で真っ赤になって気分が悪くなる人、呼吸が乱れて動悸がして健康状態が不安になる人は、遺伝的にお酒が合わない体質である可能性も高いが、ホルムアルデヒド分解酵素がゼロに近くなければ『飲み慣れる効果』で適量であれば気分が悪くならずに飲めるようにはなる。
大学生などの若者で急性アルコール中毒で死亡する事故は、『今までまともにお酒を飲んだこともない学生』が『飲めるような振りをして(煽られたり雰囲気で強要されて)一気飲みや大量の飲酒をしてしまったケース』が多い。飲酒経験が乏しい人ほど、アルコールの適量を自分の体調変化から慎重に無理せず判断しないと危ない。
お酒を普段飲んでいない人、飲めない口の人は、絶対にコップ一杯であっても一気飲みするような飲み方は危険である。一口ずつちびちび飲んで、自分の気分・呼吸・脈拍に異常な変化がないかを確かめながら、『気分が悪い』と思ったら、その日はそこで飲むのをやめて次回にもう少し多く飲んでみるといった飲み方が安全である。