『お客様は神様』はお店・店員の側の心がけのスローガンに過ぎない:対価・商慣習以上の過剰なサービス(人格的従属)を求めるのはクレーマー

商売は『商品・サービスと代価(金銭)の交換』で、お客は『代価相当の商品・サービスを求める権利』はあるが、代価を超えた『人格・行動の全従属を含む神様扱い』をしてもらえるはずもない。

「お客様は神様」とのクレーマーの主張を論破する「秀逸な名言」7連発

店舗での商品の買物であれば、店員は『最低限度以上の接客サービス(お客の質問・注文・会計への応答)』を提供する職務的役割を担うが、数百円?数千円程度で『最上級のホスピタリティー』を求め、最大限の配慮をして丁重にもてなせなどと考えている勘違いした客は、接遇コストが高くて利益がでないのでお引取り願うべき。

店舗の経営方針や店員(スタッフ)の人間性・プロ意識として、価格帯に関わらず『最上級のホスピタリティー・接客スキルの実践(言葉遣い・笑顔と所作・送迎など)』をするのは自由で、レベルが高ければ他社に対して競争優位になるが、お客の側が対価以上のものを求めてクレーマーになるのは問題である。

反対に、対価相応のサービスや従業員として当然の役割を求めてのクレームであれば適切なものもあるだろう。店員が乱暴な言葉遣いをする客の悪口をいうとか、職務放棄で注文・会計の仕事をしないとか、内輪の雑談でお客に対応しないとか、不良品・会計の間違いなどであれば、業務改善・従業員指導を要請するのは妥当である。

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