店舗の種類や撮影の頻度、商品の扱い方、他の客への影響によるが、市場縮小のレコード店の業種では『商売への影響』は限定的で『店主・店員の印象や考え方』次第だろう。
若い女性たち「インスタ映えする」、商品買わないのに撮影…退店命じることは可能?
『商品を買わずに撮影している人』であっても、数十秒で1~2枚だけさっと撮影して立ち去る人と数分間以上も同じ場所に居座ってポーズや配置を変えて10枚以上も撮影する人では全く印象・影響は異なる。撮影禁止ルールを掲げてる店ではすべきでないが、店員が『撮影はご遠慮ください』と一声かければ大半は帰るだろう。
現状のレコード店は店舗内が大勢の客で混雑することは少ないが、来店の度に何か買う『コアな顧客層』を囲い込んでいる所は多いので、実際の売上につながるコアな顧客層が迷惑そうなら撮影禁止を徹底すればいい。ガラガラより多少は人がお店に入っていて賑わっている感じが呼び水になると思うなら撮影させてもいいわけで。
撮影そのものが迷惑や損失になるお店は実際には少なく、特に一人客(少数の人)が静かに短時間で何枚か撮影しても他の客や店員はほとんど気づかないが、大勢のInstagramerが大騒ぎしながら長時間にわたって撮影会みたいな状態(他の客が居づらい状態)にするなら迷惑や損失もでてくる。
飲食店だと店舗がガラガラ状態は『見込み顧客』を逃すリスクを格段に高め、『お店に入りづらい雰囲気』がでる。適度にお客が入っている状態が安心感や入店動機を高めるとされる。レコード店や古本屋など小売店でも狭い店舗で、客が自分だけだったりすると落ち着いて見にくい(1対1の店員が気になる)と感じる人もいる。
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