高額なコース料理の価値は高級料理や贅沢空間が好きな人でなければ低いが、『一緒に行く人・喜ばせたい人』で価値が変わる。
コース料理に1人4万円!形の残らないものにお金を使うのは無駄? 匿名ブログで議論「自分の偏狭な価値観に閉じこもるのはよくない」
1食1万円以上する高級料理、1泊2万円以上する高級な旅館やホテルなどは、元々『セレブな食事の時間・贅沢で快適な空間』を疑似体験したいような人でないと、それだけの価格の価値があるかは微妙だし、一人でもそういった高い料理やホテルを敢えて選ぶ人は少数派ではないかと思う。
男性と女性で高級コース料理の捉え方は違うが、女性でもそこまで外食の高級料理に興味がない、他に使いたいという人も多くいるわけで、経済的余裕とお互いの価値感次第だろう。男だと『これから親しくなりたい惚れた女性』には、見栄を張ったり女性の価値を高める喜びを得る為に敢えて高級店に行きたがるケースはある。
結婚していて十分長い付き合いがあるのに、奥さんの誕生日とかに『高級なコース料理がでる人気店』を自ら予約してまで一緒に食べたいという夫は、経済的余裕と伊達・風流な気質があり、奥さんを異性として見る感情がかなり残っている可能性が高いとは言えるかも。金持ちでも新鮮味を感じる浮気相手だけ高級店に連れていく家族軽視・妻軽視の良からぬ輩は多いわけで。
形の残らないものにお金を使うのは無駄かどうかは、現代では『モノ消費』より『コト消費』のほうが増大しているわけで、『非日常的な体験=新鮮・贅沢・快楽・驚きを得られる体験』というのは経済的余裕があるほどニーズは強まりやすい。モノを買って形は残っても大半は貨幣との交換価値は残らずゴミになっていきやすい。
形と価値が残るものしか買うべきではない、他は単なる無駄遣いに過ぎないという価値観を徹底するなら、金・プラチナの相場とにらめっこしながら安くなったらメープルリーフ金貨やプラチナの延べ棒などを買い増していくべき。忘れた頃に値上がりしている可能性はあるが金・プラチナの輝きを眺めるだけで楽しめるかどうか…。
感覚・感情の興奮であるとか、思い出や記憶の共有であるとかが『コト消費(体験型消費)の付加価値』と言えるが、形の残るモノでも感覚・感情の興奮は得られるので、要はバランス問題である。後は配偶者であるとか恋人・友人・異性であるとかの関係性の中で、自分と相手が何にお金を使ったらより効用・満足が上がるか。
○夏のBBQは炭火焼きの経験が殆どない人も多い。『使用済みの炭の危険性・処理方法』が分かってないのも原因だが、『ゴミの持ち帰り・火の始末』ができないならやるべきでない。
砂浜に埋められた“炭”で小2男子が両足をやけど 「二度と同じ事故が起きて欲しくない」と家族・旅館が注意喚起
BBQでも花火でもキャンプでも、屋外の山・海・公園で遊んだ後は『自分たちが出したゴミや火種が残ってないか』をチェックして、来る前の状態(それ以上に綺麗な状態)で立ち去るようにしたい。山・海・公園の公共空間には、人が出したゴミを自動で除去するシステムなどはなく、誰かが代わりに片付けてくれている