○人工授精増加の要因は平均初婚年齢・初産年齢の上昇。現代人のライフスタイルや学生期・職業キャリアが20代前半で妊娠出産する事が前提だったヒトの生物的特徴から良くも悪くも逸脱しやすい。
赤ちゃんの5%は体外受精で誕生する時代 ネット民「医学の発展に感謝」
現代人は平均寿命の延長や生活水準の向上、文明・テクノロジーの進歩と共に、「人生早期の妊娠出産という生物学的身体の要請」から逸脱しやすくなったが、社会生活をして道徳規範の影響も受ける人類は、他の動物と異なり元々「自然な動物的本能」だけで出産する事は難しい種である。
人類は「本能(性欲)・幻想(恋愛)・社会慣習(結婚や親族)・経済(生活)・周辺圧力(みんながすること)」の結合で人口再生産をしてきた進化の歴史を持っており、個人個人が自由意思や人生設計として妊娠出産を遂行しようとする現代のような選択的出産の時代はかつて人類が体験したことがないとも言える。
昭和期まで30代前半での初産は高齢出産だったが、現代では大卒者の30歳前後での出産年齢はむしろ多数派である。現代人の社会生活や人生設計に「生物学的身体」が追いつくのに進化的時間が足りない。だが人類は遺伝子変異より科学・文明の環境操作で進化可能で、人工授精・胚操作・未来の人工子宮はその現れだろう。
○D.トランプは合衆国大統領というより喜劇役者・風刺家の風があるが、金正恩も髪型といい笑顔といいやる事は過激だが、コメディタッチな人物だ…米国第一マンはロケットマンと直接交渉してほしい。
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