嫌いじゃないけど好きでもない彼氏と別れるべきか?:恋愛と結婚の区別の心理

異性としての好き嫌いや感情の強さに厳密にこだわると、長期の男女関係は成り立たない。「人間としての評価の安定期」に入り、好き嫌いにこだわれば別腹の不倫もあるが、長期の関係は生活と結合していく。

嫌いじゃないけど好きでもない彼氏……別れるべき? 続けるべき?(http://mixi.at/aeYoTwh)

どんな男女関係も「異性として惚れ込んで、容姿・恋愛・性にのめり込む感情」は数年で失われ、「人間としての評価の安定期・パートナーシップの維持期」に入る。何をされても言われても「もの凄く嫌いにはならない関係性・生活や子育ての上で必要で安心できる存在(今の状態を失う不安の大きさ)」になってからの方が長い。

異性としての好き嫌いや感情の強さに正直に生きて、永遠に不安感・孤独感に陥らず楽しめるのは、不老不死のバンパイアくらいだが、大半は異性としてそこまで求める気持ちがなくなっても、自分自身の変化と現実・責任の圧迫によって動きづらくなる。男女共に一定の年齢で本当に好きな人云々を選べる立場ではなくなってくる。

恋愛は感情と異性愛が優先、結婚は生活と責任の優先というような使い分けは、女性では普通ではある。好き嫌いの感情や性的承認というのは非常に変わりやすいので、結婚・家庭生活の基盤に置いたらめちゃくちゃになって子供が被害者になってしまう。安定した家庭運営や子育てでは「約束・責任・忍耐・納得」が重要にならざるを得ないだろう。

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