知り合って間もない異性が大金の絡む話を持ちかけてきた時は詐欺と思ったほうが良い。二人の負債になる結婚しようとする相手に『数千万円の借金』を背負わせるはずもない。
「婚活サイト」で出会った相手は不動産のセールスだった・・・サイトの法的責任は?
不動産投資詐欺を防ぐには、自分の頭と足で『現地の同等の不動産の相場』を把握して、相手の紹介する物件の販売価格との差額の根拠を聞けば面白いが、『絶対に儲かる美味しい投資』というなら『私ではなくあなたがまず投資すべき・自分はリスク投資はしない主義だ』の反論でOKだろう。多分、即座に連絡が来なくなるw
そもそも婚活のために参加しているのだから『自分の目的意識』を明確化すれば『結婚する前からリスク投資を勧める女性・結婚と関係しない怪しげな金儲けばかり熱く語る女性』からは身を引いたほうが無難。その女にカッコいい所を見せようとする代償の35年ローン…業者・女性が悪質だが一時の感情で自らが蒙る負債は大きい。
婚活サイトには近いうちに結婚したいという誠実さと安定収入を持った男性が多く集まり、『結婚生活が可能な職業・経済力の競争市場』の側面もあるので、『悪意を持った女性の詐欺的行為(経済的負担のある行為の勧め)』を『自分の本気度と経済力を試す行為』として受け取ることで騙されやすい心理状態が生まれやすい。
結婚ではない恋愛や付き合いなら、『俺はそんなカネを持ってないんで』とでも言って煙に巻けばいいが、婚活となると詐欺師は特に『所得・貯金などについての会話』もさりげなく絡めてくるので、『本気になれば買えるという情報』を相手にグリップされる。『二人の将来のため・私が信用できないの等の殺し文句』が続く。
常識的には婚活でマンション投資の話がでるのは馬鹿げているが、婚活詐欺もデート商法と同じで『初期の数回の面談』では普通のカップルのような会話やデートをしながら、『相手とのプライベートな関係・ハートの掌握』に時間をかける。そこで『私のため・将来のために本気になれないの?絶対に損しないと私が言ってるのに』という形で詰め寄られると、それまで『将来に何の不安もないことのアピール』をしていた男性は、自己暗示的に自己アイデンティティの一貫性を通そうとして、『貴女の為ならそれくらいできる(貴女がいうのだから信じる)』で後に引けず詐欺にかかる。気持ちを弄ぶ犯罪だが、浅い関係では感情と利害は区別して判断したい。
恋愛詐欺では相手の女の若さや美貌の魅力に対し、自分が十分に釣り合う魅力を提示できてないと感じている時に騙されやすい。無意識的にお金で相手の性的魅力とバランスしようとする心理。反対に『この相手なら自分を騙すはずない』の安心感に漬け込む木嶋佳苗死刑囚のような人もいるが、少し時間を置いて冷静になれば『相手の意図』は推測可能なところも多いはずである。