大阪市の“しょぼい給食”問題は、『米・パンの主食の量』が少ないのか『おかずの量』が少ないのか?

中学時代は給食ではなく弁当だったが個人的には給食の方が『毎日の献立が変わる楽しみ』があって好きだった。弁当はおかずのレパートリーの限界と米・おかずの冷えもあるので、日替わり・出来立ての給食のほうが今日は何か?の楽しみはある
大阪市の“しょぼい給食”問題、どうすれば解決する?

大阪市の“しょぼい給食”というのは『米・パンの主食の量の少なさ』というよりは『おかずの量の少なさ』なのかもしれないが、単純に満腹感を増すなら備蓄米の活用などで『米・パンをお代わり可能』にすることは難しくないはず。

そこにふりかけ・海苔の佃煮・納豆などの『安価なご飯の友』を必ず添付するか、自宅から自分の好きな大袋のふりかけ(おむすび山とか)を持ってきて、おかわり用の米飯でみんなでおにぎりや混ぜご飯を沢山つくって、足りない人は自由に食べられるようにするとか。

栄養バランスの重視で野菜・果物などを増量するには予算・自己負担率の引き上げも必要かもしれないが共用ドレッシングなどで低コスト化も。

“しょぼい給食”の改善法が『炭水化物の増量』なのか『肉魚・おかず・野菜・果物の増量』なのかで、そのために必要な予算規模や自己負担率の必要性は変わってくると思うが、一食300円が他の都道府県と比較してどれくらい少ないのかの資料がないと『現在の予算でどこまで工夫できるのか』はわかりにくい。

野菜は高いといっても、加工の手間をかけず『大量のキャベツ・大根・人参の千切り』を常備菜のようにして、生徒各自が大きなボールから取り分けるような形式にすれば予算はそれほどかからないかもしれない。料理の種類を多く保った上で、満腹感と栄養バランスの双方を実現するには予算か給食費の増額も必要か。