一昨日は九州北部も梅雨入りの影響で、強風・大雨の荒れた天候で、大分・熊本では水害も出ているようだ。東海・関東甲信で24時間の最大雨量が150ミリになる可能性で、山地の土砂災害・河川の増水が例年化しつつある。
最近の雨は強風を伴うことが多いので、傘があまり役立たなかったりもする。雨上がり後の街・道路に『使い捨て傘』が散乱する率が高くなった。傘の骨が折れたりビニールが吹き飛んだ傘を持ち歩くのは面倒で捨てられるゴミ箱も少ないが、基本は持ち帰るべきだろう。
山地や河川の近くの土地では『治水・防災の限界』もあるが、大雨・洪水警報が出たら早めに家を離れて避難したほうが良い。登山・海水浴・川遊び・キャンプなど外遊びのレジャーも、雨の予報の段階で延期したほうが安全だ。雨中の登山はベテランでも滑落の遭難・低体温症の原因になり、流れの強い川は簡単に溺死してしまう。
大雨やゲリラ豪雨の日が連続すると、都市部の排水機能が追いつかずに地下鉄などが水没してしまったケースもある。山・海・川の近くでなければ安全というわけでもなく、特に子どもは道路脇の側溝・用水路などにも注意が必要、強風は物も結構飛んでくる。