加藤紘一は山崎拓・小泉純一郎とのYKKで、宏池会会長の座を得たポスト小渕の最先鋒でありながら、『加藤の乱』に敗れ遂に首相になれなかった。加藤の乱は森派の小泉を利したが、小泉の派閥闘争・政局での強さが見えた。
<加藤紘一さん死去>悼む声、政界から相次ぐ
加藤紘一が自民党の年功序列から落ちて挽回が叶わなかった面では、幹事長・派閥の領袖になりながら総裁・首相になれなかった小沢一郎の軌跡とも重なる。加藤紘一と一蓮托生の山崎拓にせよ、加藤の乱で大将と持ち上げた谷垣禎一にせよ、自民党中枢に近づき順番を待ちながら、遂にターンを逃し追い抜かれる不器用さを感じた。
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北朝鮮のミサイル・核開発は被害妄想的な反米意識・体制維持に基づくが、まともな外交交渉に応じないのが厄介な所。北朝鮮の時代錯誤な金体制は冷戦が生んだ負の遺産だがソ連・中国も仲介困難となった。
<北朝鮮核実験>大気中放射線量の監視強化 規制庁・環境省
北緯38度線の米ソの分割占領統治は、ポツダム宣言受諾時に遠からず『南北朝鮮の統一選挙』が行われる予定だった。これを一方的に破ったのが(選挙すれば共産党が政権を取れないと分かっていた)ソ連、ソ連支援の金日成の朝鮮労働党だった。ソ連が約束通りに統一選挙を実行していれば今の金体制の暴挙はなかっただろう。
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イタリアの登山家ラインホルト・メスナーの「サッカー人気はすさまじいけど、サッカー選手の本に比べると、登山家の本の冊数は圧倒的に多い。それは登山が思索的スポーツだからだ。登山とは考える行為なんだ」 は確かにそうだろう。登山文学のジャンルはあれど、野球やサッカーを敢えて文書・思想で楽しむ人は余りいない。
自然・地理・山岳・歴史・死生観(遭難)などが絡む登山は、登山録や紀行文を交えながら『自然と対峙・交流する原点的な人間像からの思索・哲学』を文書化しやすい。野球やサッカー、ボクシング等は『ルールと場所が決められた勝負の世界』で、文書・思索・人生観より『上手い選手の実際のプレイ』が全てになりやすい。
登山とサッカーとの最大の違いの一つは、登山は『生涯現役で自分なりの登り方・歩き方(登れそうな山・歩けそうな距離)』を楽しむこともできる(健康なら何歳からでも始められる)が、サッカー・野球は基本的には『40代以下の若い人の集団スポーツ』でプロ選手でも年を取ると完全にやめてしまうという事だろう。
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スポーツ・音楽などエンタメは民法に任せ、NHKの番組制作コストを切り詰めれば受信者負担を段階的に減額できる。広く薄く徴収すべき。現代で公共放送のコストや報酬を高い水準で据え置く理由がない。
「NHK、ネット配信でも受信料」 経営委員長が発言
公共放送のNHKは政治経済・時事や社会問題・教育補助・学問芸術など、社会生活を送るために必要な情報リソースの提供と一般教養の啓発などに番組制作の焦点を絞り、高額のギャラが必要な芸能人・著名人などは最小限の出演で良いのではないかと思う。娯楽的コンテンツはNHK以外に無数の選択肢が既にある。
適切な報酬で公共放送の意義に賛同して、ジャーナリズムや教育・学問・文化をわかりやすく語ってくれる識者・学者・経験者を積極的に出演させれば良く、NHKの大卒正規職員・キャリアの幹部職の給与水準も現状、官僚以上で高い水準に固定されている。
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島袋寛子はSPEED時代には小学生のイメージだったがもう32歳か。男性の経済力に依拠する必要が薄いなら、30~40代以上の女性で若い男が好きな人も既婚者含めいる。普通は実現可能性が低くトークや憧れ・追っかけで終わるが。
島袋寛子、早乙女太一の弟・友貴と婚約「出会えたことに心から感謝」
逆に現時点で、若い男性として同世代の恋愛市場でも人気のありそうな20歳の早乙女太一さんが、今の立場を捨ててでも結婚したいと思わせるだけの何らかの魅力・決め手が島袋寛子さんにあったという事だが、年齢差を超えられるかは恋愛マジックが消えてからの生活・感情の落ち着き次第(他の選択に目が向かないか)だろう。
続きを読む 島袋寛子が12歳年下の早乙女友貴と婚約:一度売れた芸能人が自己評価と釣り合う異性を選ぶ難しさも →
日常的に使う頻度の多いポイントカードは『Tポイント・ナナコ・ポンタ』だが、同じ店によく行くなら作ったほうが『やり取りが楽』で『ポイントが得』である。そのお店だけしか使えないカードは余り作らないし、スタンプカードは滅多に貯まらないが。
ポイントカードをめぐってイライラする人々
ポイントカードの有無を聞かないと、後でポイントを付けてくれという客もいてレジ処理が面倒になる。店員の聞き方や表情で『客が受ける印象』は違うかも。怒る客は別件でイライラしながら買い物してたりで、聞かないでも機嫌よく会計して帰るとは限らない。一切しゃべらず、自分の状態や要求を察して動けは無理な話だ。
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