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恋愛で相手の顔・目をお互いに見つめ合いたくなる心理,  バスの運転手が業務中にポケモンGOをする問題

○恋愛のプロセスや口説き云々もあるが、男女のエロスのα(新鮮)にしてΩ(充実)は、直接の性行為に短絡するものでなく、『見つめ合って微笑みたくなる感じ・飽きない視線の絡み合いからの相互の衝動の高まり』という知覚と感情の自然な融合にあったりする。冷めれば相手の目や顔をそんなに見たいとは思わなくなるものだ。

恋愛に付随する『目線・知覚・会話・スキンシップ・性行為』などの要素は、人間の心を退行(子供返り)させて脳神経系の本能的な喜びを揺さぶるため、ある種の依存性と破滅性、反社会性を内在しており、時に人生の大きな勇気づけとなり、時に人生の躓きの石となるだろう。中高年どころか老年期でもエロスの問題は残る。

『見つめ合って微笑みたくなる感じ』『飽きない視線と言葉の絡み合い(を経由した相互の衝動の高まり)』というのは、マイミクさんが男側が『一方的な妄想(女性も気持ちいいんでしょう)』を押し付け性犯罪になることがあると指摘したがその予防策にもなる。嫌な相手とずっと見つめ合い刺激し誘い合いたい女性はまずいない。

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カジノ解禁法案(IR法案)についての雑感,  VR技術を応用したゲームの可能性

○カジノ解禁法案で、色即是空の『般若心経』を講義するのは内容が矛盾、審議の本質も外している。谷川議員は人文学・宗教・芸術の素養豊かな風流人の相貌でも見せたかったのか…だが、般若心経の暗誦と解説などは政治に直結しない、私的な時間にやるべきだろう。

カジノ審議中、「般若心経」唱え時間消費 自民・谷川氏

日本には既に『公営ギャンブル・パチンコ・パチスロ等』の巨大な賭博市場が形成されている。外国人観光客の誘致を目的としたカジノを備えた『統合型リゾート(IR)推進法案』に、『日本人のギャンブル依存症患者・破産者を今以上に増やすリスク』はさほどないだろう。米国のカジノ市場さえ日本のパチンコ市場に及ばない。

そもそもIR法案で建設されるカジノは、日本各地にパチンコ店のように沢山建設できるものではなく、法律で定められた『統合型リゾート推進地域』にしか設置できない。滞在型リゾートのコンテンツの一つにカジノがあるので、リゾート施設に用のない日本人が賭博のためだけに入店する可能性も高くないように思うが。

カジノには色んな種類のギャンブルはあるが、高額当選のスロットゲームなども『今の日本にあるロト・トト』とさほど変わらない。カジノの魅力や面白さがあるとしたら、カードゲームに典型的だが『ディーラーの人間(相手)』がいて駆け引きがあるという事だが、ポーカーやブラックジャックも日本人にそこまで人気がない。

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千葉大医学部の集団暴行事件:なぜ将来性のあるエリート候補の医学生や医師が性犯罪をしてしまったのか?

医学部生だけでなく指導役の研修医までわいせつ犯で逮捕されるのは前代未聞だが、高学歴者や知的能力が高いから『モラルが高い・女性にモテる』でもなく、高いプライド・権威を欲求不満でこじらせる人もいる。

<準強制わいせつ>千葉大研修医を逮捕 学生実名も公表

知的能力が高いのに、すぐに露見して全てを失う幼稚な準強制わいせつなどを実行する愚劣さはなぜなのかとも思うが、勉強・医師免許(国家資格)以前に『男女の恋愛関係・性的関係のプロセスのまっとうな進め方(女の口説き方)』くらいは経験的に学んで断られたり振られたりの嫌な思いもしながら試行錯誤でやっておくべき。

泥臭さというか、自分の存在・魅力をいったん否定される(努力しても好みの女性にまるで通じず他のイケた男にさらわれる等)トライアル経験ができないのも、医師になる人並み以上の自分が拒絶されるわけにはいかないという肥大した権威的自己像が影響する。特別なイケメンか対異性のコミュニケーションの達人でもない限り、若い時期、魅力ある女性より優位かつ確実に事が運べないのは常態と思っていたほうが良い。

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ダウンジャケットの基礎知識と冬場のダウンジャケットの使い方・防寒性

冬の定番の『ダウンジャケット』はデザインの好みはあるが、冬のアウターやインナーとして『防寒性・軽量性・機動性』に優れる。防寒性だけなら非ダウンのインサレーションでも良いし安いが、化繊・綿は小さく折りたためず嵩張るのでアウトドアでは荷物になる。

ダウンジャケットの基礎知識と正しい選び方&着こなし方

地域や場所にもよるが、零度以下になるような真冬でも、動いているかいないかで体感温度が何十度も変わるし、運動後に止まれば汗が冷えて体温が一気に下がる。登山などハードな運動をしていれば、冬山でもダウンは汗をかいて暑過ぎるが、冬の街中でバス待ち等で静止していれば高品質なダウンを着てても寒いことも多い。

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島根県女子大生殺人事件で容疑者死亡のまま書類送検:動機・状況など真相は分からず

2009年10月に島根県立大1年平岡都さん(当時19)がバイトの帰路に行方不明となって、広島県の臥龍山中で切断された遺体が見つかった残忍な事件は、当時は相当に大きな扱いで長期間にわたってメディアで追跡報道されたので記憶に残っている。

何度もテレビ放送された防犯カメラに映っている被害者のボーダーの服装は印象に残りやすく、連れ去りや誰かと一緒にいる場面などの目撃証言を得るためシラミつぶしの聞き込みが行われていた段階では、遠からず解決する型の事件にも思えた。

しかし、目撃証言や被害者周辺の人間関係のトラブル(恋愛問題・ストーカーなど)は結局一件もなく、有力な情報提供に300万の懸賞金まで懸けたがそれでも犯人に結びつくような手がかりは得られなかったようだ。警察は捜査網を島根県を超える広島県・山口県にまで広げて、被害者の女子大生にわずかでも関係や接点がある人は一人も残さないほどの人海戦術の事情聴取を行ったが、犯行に関係したと疑えるような人物には一人も行きあたらなかった。

事件は迷宮入りの様相を見せて、次第にマスメディア報道の頻度も減り、いつの間にか話題にも上りにくくなっていたが、7年後に意外な形で犯人の存在が明らかとなった。報道されている限りでは、容疑者とされる島根県益田市の会社員(33)は平岡さんとの接点(過去に会ったことがある・連絡していた形跡がある・ストーカーをしていたなど)はなかったとされ、夜道での行きずりの拉致監禁に近いような型の犯罪だと見ているようだ。

容疑者とされる会社員の名前は矢野富栄(やのよしはる)だとネットでは既に明らかになっていて、中国道の交通死亡事故の2009年11月の記事を検索すれば誰でも分かる状態になっている。新聞報道がこぞって名前を出さないのは、本人が死亡していて書類送検しても不起訴になってしまうからで、一方的な状況証拠だけしか出せない以上、法的には不起訴で有罪判決を受けない容疑者の段階に留まり、本人に抗弁権もないという判断からだろう。

被害者の遺体が見つかった2日後の2009年11月8日、容疑者は母親を乗せた車で山口県の中国自動車道を走行中に車が全損して炎上する死亡事故を起こしている。目撃者によると相当なスピードでガードレールを左右にぶつけ続けながら走行していたにも関わらず、ブレーキ痕が皆無であったことから概ね犯罪発覚とその後の社会的制裁を恐れた逃避的な自殺・心中事件だと推測される。

容疑者は一度は警察が来て何か知らないかという大雑把な事情聴取をされたというから、自殺した理由として警察が自分の職場か地域かにまで聴き込み調査に来た(遠からず自分が犯人であることが露見するのではないかとの不安が強まった)ということも考えられるかもしれない。

警察は当初から捜査範囲を県内全域の広さくらいまで取っていたので、浜田市と隣接する益田市の容疑者の地域にまで警察が来ること自体はおかしくないが、どうして容疑者が軽い聴き込みをされたのか(特別に疑われてあれこれアリバイなどを聴かれているわけでもなく、形式通りの何か知っていることはないかだけの質問だったかもしれないが)の理由は明らかにされていない。

島根・広島両県警の合同捜査本部が書類送検する方針を決めることになった決定的証拠は、『行方不明後の平岡都さんの画像ファイル(33歳の容疑者の遺品とされるデジタルカメラに記録されていた写真)』だとしているが、写真の日時のデータや平岡さんの様子・状況などからこの33歳の容疑者が犯人だと断定するに足るものなのだろうが、被害者・遺族への配慮から詳細は公表されない可能性が高い。

この事件は、何の落ち度もない女子大生が突然連れ去られるなどして殺されたという残酷な事件であるが、それと合わせて遺体損壊や死後の遺体の扱い(遺棄のために切断するだけでなく不必要に刃物・火で傷つけられた痕跡があったとされる)などに猟奇的な異常性が見られたことでも話題になった。

だが、本人が処罰から逃避するように交通事故で死んでしまったことで、『事件の動機や連れ去り後の状況・異常心理の解明』については今後も不可能になってしまい、真相不明のままになる非常に後味の悪い事件になったように思う。

常識的に考えれば、動機は若い女性を標的とした広義の性犯罪ということになるだろうが、容疑者が行動し始めた当初から平岡さんだけを狙っていたのか、若い女性であれば特定の人物でなくても良かったのかの違いはあるし、初めからナンパ(夜間に女子大生に声かけして車に乗せようとする事案は周辺で複数回起こっていて大学が注意喚起していたという)や性犯罪を超えて殺害することまで考えていたのか否かでも事件の様相は違ってくるが、容疑者死亡で誰にも犯行を口外していないため、犯行時の具体的状況が明らかにされることはない。

常軌を逸した遺体損壊の状況だけを見ると、非常に凶悪で残酷な大胆な人物像も浮かぶが、見方によっては中途半端な遺体損壊の状況は、逆に完全に遺体を切断したり焼いたりしきれないその場からすぐに立ち去らずにはいられない『臆病さ・小心さの逃避心理』の現れとも解釈できる。実際、遺体発見後の2日後に自殺と見られる交通事故の死に方をしたように、この容疑者のパーソナリティーの基本は『小心さ・無責任・衝動性(殺人も自殺も極端な衝動)と逃避傾向』だろう。

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今上天皇の譲位(退位)可能な法改正のご要望:古代・近代の天皇制の歴史・国民の支持率の高さについて

近代天皇制は戊辰戦争で『錦の御旗』を掲げた薩長の政治利用と現人神化・一夫一婦制採用に始まり、『男系の皇統維持・天皇個人の限界への配慮』に問題も多い。譲位も戦後より早く議論されるべきだった。

<陛下>「変わらぬ形を」 おことば公表前、学友に打ち明け

敗戦時、米国議会では昭和天皇を最大の戦犯として軍事法廷にかけ処刑すべきの意見も出たが、当時の日本の国体・主権の中心にある天皇を害した後の『占領統治の困難・徹底抗戦のテロリズム』を警戒し見送られた。日本の天皇制は外国の君主制より庶民の国民アイデンティティと国親の象徴、歴史の一貫性に根を下ろしていた。

日本の教育制度(日本史の歴史教育)にも組み込まれた天皇制は『日本人とは何であるか?』という日本国民の半ば歴史・半ば神話的創作の自己アイデンティティと水面下で結びつき、意識化しなくても天皇制廃止に不安感・喪失感を感じる国民はかなりの割合になる。日本は共和主義的・革命的・脱神話的な自意識にはなりづらい。

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