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スマホの利用者がガラケーを上回る、 NTTドコモが夏モデル7機種を発表!

携帯電話とスマートフォンというのは異なるジャンルの商品である。携帯は基本的に『他者との連絡のためのツール』でありスマホのようなアプリやブラウザを使用して色々な事ができる汎用的なミニコンピューターではない。

スマホ利用、過半に=初めて携帯上回る―中央調査社

携帯電話は誰かと連絡していない時には、それ単独で何かをできる用途は限られる。スマホは『通話・メールもできるミニコンピューター』であり、ほとんど電話やメールをしない人でも、一人でネットやSNS、ニュース、地図・ナビ、読書・映画・音楽、株、ゲーム、アラーム、写真など様々な活用ができる。

スマホは携帯電話と比べ高いとは言われるが、パソコンやデジカメ、ナビ、電子ブックリーダー、ゲーム機、音楽プレイヤーなどの機能をパッケージした『オールインワンの電化製品』なので、単純にそれらの商品の合計額を考えれば安いとも言える。ネットやスマホは定額なので好きな人にとっては『安い娯楽』の部類に入る。

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AppleはiPhone7の新機能で売上を再び伸ばせるか?、 『ご飯のお供』には美味しいものが多い。

iPhoneの売上減は予測されていたが、スマホのデザインと機能が成熟してコモディティ化した結果でもある。有機ELは既に何年も前からGalaxyが採用していて新鮮味はないが、「想像つかない新機能」は何なのだろうか?

アップルのティム・クックCEO、iPhone 7の「想像もつかない新機能」を予告

iPhoneの機能改善で、もっとも簡単で効果があるのは、Androidであって当たり前の『戻るボタン』『ウィジェット』『複数アプリの入るファイル』を搭載することではないだろうか。特許の壁があれば別だが。スマホに求められる機能の中心は『アプリ・ブラウザ・カメラ・ゲーム・クラウド・バッテリー』である。

スマホはミニコンピューターとしての機能を向上させ処理速度も速くなっていて、現行のハイエンド端末の機種なら、どれを買っても大きな不満はでないだろう。iPhoneは日本では圧倒的なブランド力を誇り、キャリアの値引きサービスで安く買えていたが、世界市場では価格の高さとシェアの縮小がネックになる。

iPhoneが売れなくなると、日本の電気機器・半導体の製造メーカーも打撃を受けるので、Appleには新製品開発を頑張ってもらいたいとは思うが、長年、Apple製品から離れていて、Androidに慣れてGoogleアカウントをメインに使いたいので、よほどの大変化がないと自分自身は乗り換えないだろう。

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スマホ・PCの長時間使用の繰り返しによる“スマホ症候群・VDT症候群・ストレートネック”について

スマホやパソコンを日常的に長時間使用するライフスタイルで、『首・眼・肩・腰』に不調(機能低下)を来しやすいというのは経験的に感じる問題だ。ストレートネックやスマホ症候群の名称で知られる。

【暮らしのハテナ】スマホが原因の不調? 首や眼の異変に注意

スマホやパソコンを使って『同じ姿勢』を無意識に長く維持し続けることが、骨格筋の歪みを招いて健康を悪化させる。斜め下に目線を固定して、スマホのディスプレイを見続ける姿勢は首に思っている以上の負担がかかる。ストレートネックは首の疲れや気分の悪さにつながるが、運動やストレッチをしても症状はやはり残る。

人間の猿人・原人からの進化のプロセスを遡れば、ヒトは数百万年にわたってサバンナを駆け回ってきた種であり、平面上の文字・図像を長時間見続けるライフスタイルの歴史は数千年程度で短い。『止まっている状態・固定された姿勢・知的作業の負荷への適応』は十分ではなく、首・眼・肩に症状がでやすい。

平面上の文字・図像を長時間見続けるライフスタイルの歴史は数千年程度としたが、これは古代王朝の神官・学者・貴族など特権階級に限られる話で、近現代においても娯楽的な情報やゲームをスマホ・PCで消費するインターネットが登場するまで、多数派は人生の大半において本・文字・画面を見続ける人生を送りはしなかった。

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吉本隆明の講演集の音源:死んだ思想家の語りを聴き終わるまでAudibleが解約できない…

今、満喫している楽しみの一つに、深夜・早朝の約60分間のウォーキングの時間に、AmazonのAudibleで今は亡き吉本隆明(1924~2012)の政治経済や文学と詩・人生論・宗教論などの広範なテーマを巡る講演を聴くことがある。

吉本隆明の著作そのものは、代表的な作品・思想以外は、晩年のものを中心に読みやすい時代批評や人生哲学を読んでいるが、吉本の文学論・近代詩論にはほとんど接していないのでそういったジャンルを新鮮味があるし、フランクなくだけたおっちゃんのノリで様々なテーマを持論を踏まえて楽しそうに語る吉本の講演は『今この世にいない死者の声』という意味で奇妙な時間軸の捻じれを味わうこともできる。

曽野綾子のキリスト教ベースの人生哲学とか、田中芳樹の『銀河英雄伝説』とか、芥川龍之介や夏目漱石の小説なんかもたまに聴いているのだが、音質が悪くて語りが必ずしも上手くない吉本隆明の講演が一番面白くてあれこれ考える材料になる。

ウォーキングしながらスマホで吉本隆明の『宗教としての天皇制』『国家・家・大衆・知識人』『親鸞について』などを聴いている人は、今の日本でどれくらいいるのだろうか、深夜1時などの同時間帯では恐らく僕一人ではないかと思いながら、暗く静けさに満ちた街灯が照らす夜道を5キロ、10キロと淡々と歩き続け、適当な所で見切りをつけて復路を辿る。

中には音が割れていたり小さすぎて聴こえないものもあるのだが、大学の講義・各地の講演会などで録音された年月を見ると1960年代~1980年代というかなり古いものであり、カセットテープに録音していたものをデジタル化したと思われるから、こういった『音質の悪さ・参加者の咳払いや不規則発言・室外の車などの騒音』も時代のライブ感として感じることができる。

吉本隆明は秩序だった講演の語りが上手いわけではないが、流暢ではないことが逆に『生身の語り(下書きした原稿の流れなどに強く頼らない即興的な語り)』の味わいを醸し出している。

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携帯キャリアの大手3社が今春にも低料金プラン、容量1GBのプランは需要が小さそうだが。

月1~2GBの需要の小さい低料金プランを新設し、WiFi依存度の低い3~7GBの実用的なプランは据置きになりそうだ。新料金プランも7GBが5GBに減らされた改悪の面が強かった。

大手3社が今春にも低料金プラン…スマホなど携帯電話の料金 契約内容を把握、無駄見直そう

代表的なニュースアプリの「Yahoo!ニュース・スマートニュース・グノシー」などを毎日チェックする程度のライトな使い方でも、1?2GBだと容量をオーバーしてしまう。今はドコモでいう自動の容量追加オプション「スピードモード」が標準契約されていたりで、オーバーして1GBの1000円分は高くなる人が増えそう。

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NECのガラケー生産が終息に向かう、 ウェブ上の若者の「悪意ある投稿」が増加傾向

ガラケーも通話・メールだけの用途なら使いやすいが、新機種に外装変更以外の『進化の方向性』が見えなくなった。コモディティの同一機種の継続販売にも需要はあるが、NECに利益がでないのだろう。

NEC、ガラケー「終息の方向」 開発・製造は当面継続

現在では家庭の固定電話は、携帯を持たない高齢者以外は殆ど使わなくなっており、固定電話機(FAX機能つき固定電話)の売上は、ここ20年ほどで激減した。だがそれでも定番の固定電話機はコモディティ商品として製造・販売は継続している。ガラケーも固定電話機同様に価格が安くなって生き残れれば良いのだが。

ガラケーに新機能を追加するとか、斬新なデザインを考えるとかいった『バージョンアップの進化』を求める客層は余りいなくなっているはずだから、現行機種とほぼ同じガラケーを電話・メールができる基本商品として継続販売して欲しいが。スマホでさえ新規性・未来性を感じさせる機能追加は殆どなくなってきているのが現状だ。

ウェブ上でも観測範囲・人間関係・興味関心によって『悪意ある投稿』を目にする頻度は大幅に違う。自分は相当ウェブを閲覧してきたが、悪意ある投稿・誹謗中傷・不快な人に殆ど遭遇せずに済んできた。

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