Tumblr(タンブラー)は日本ではまだウェブのコアユーザーにしか使われていないマイクロブログ・サービスだが、世界では『本格的なブログ更新の労力・時間を惜しむ若年ユーザー層』を中心に大きなトラフィックを集めるようになっている。
Tumblrとは、情報収集能力やトピックの感度が高いユーザーをフォローすることによって、ウェブ上の多種多様なコンテンツを集めたり紹介したりすることができる『キュレーション』のWebサービスであり、自分自身でブログを書く用途には殆ど使われていない。
Tumblr
https://www.tumblr.com/
誰でも手軽に更新できるというか、『他のブログ記事』を簡単に引用して大勢と共有できるサービス(転載ではないかという著作権上の批判もあったが一応オリジナル記事のURLを表示してアクセスを還流させる形式)であり、簡単に言ってしまえば『Twitterのフォロー機能』をブログに拡大したサービスと言える。
Twitterの『リツイート(RT)』に当たる機能がTumblrの『リブログ』と呼ばれる機能なのだが、このリブログをオリジナルの次の段階で素早くできるユーザーが、“キュレーター(情報編集者・紹介者)”として大勢のフォローを集めるという仕組みになっている。