「コミュニケーション」カテゴリーアーカイブ

きょうだい(兄弟姉妹)の不仲の原因はどこにあるのか?:親の愛情・関心・支援の偏りとお金の絡む問題

子供時代のきょうだいの不仲の原因は『親の愛情・関心・評価・お金のかけ方の偏り』が多く、大人になってからは『金銭・介護・遺産の絡む利害や負担の差』から不仲になる事が多い印象がある。男兄弟で優劣・損得を張り合うタイプは概ね不仲になりやすい等。

きょうだい不仲になった原因TOP10

きょうだいが典型的な不仲になるパターンとして、真面目に頑張っている自分だけ損や負担をしているように感じるという事例は多い。学業・生活・仕事の面などでいい加減というか自立力が弱い人ほど、逆に親や周囲の評価・扱いが甘く優しい、援助されやすい傾向もあるが、対等であるべきと思うきょうだいが不満を覚える等。

依怙贔屓というかきょうだい間の扱いの違いがある事例でも、一律にみんなが兄弟姉妹の仲が悪くなるわけではない。『あいつはダメな所もあるけど憎めない奴のキャラ』を親と一緒にきょうだいも認める人(ダメな所ばかり責めずそれなりに話せる関係)なら険悪にはならないが、子供時代からの差別待遇の不満も出やすい。

続きを読む きょうだい(兄弟姉妹)の不仲の原因はどこにあるのか?:親の愛情・関心・支援の偏りとお金の絡む問題

他人の行動にイライラしないためにはどうすれば良いか?:自分と他人の間にある不公平感・理不尽さ

全ての人に共通のルールやマナーを当てはめすぎる人、自分と他人を比較して他人がズル・楽をしていると思い込みやすい人は、『自分だけ損をしている(不当な扱いをされている)という不公平感』からイライラしやすい。

他人の行動にイライラしなくなる思考法

『他人の行動が気になりすぎて我慢できない・少しのルールやマナーの違反にイライラする』のは、自分自身が暴言・侮辱などの直接的な被害を受けているか、他の人に差し迫った危険や迷惑が及んでない限りは、『自分の精神的な余裕のなさ・真面目にやっているのに報われないとの思い』に影響されていることも多い。

続きを読む 他人の行動にイライラしないためにはどうすれば良いか?:自分と他人の間にある不公平感・理不尽さ

若者の自殺と誰にも相談しない心理:相談に乗れば他者を救済できるか?共感・援助の難しさ

自殺を忌避・断罪すべき絶対悪と見なして自殺者を責めるような意見もあれば、自殺を個人の自己決定権の一部や生命力の希薄さによる運命と見なして自殺者を容認するような意見もある。

■高1女子が転落死=飛び降り自殺か―新潟

大半の人は差し迫った『自殺願望(消えてしまいたい衝動)』に今の時点で囚われているわけではないので、実際に自殺企図をして死んでしまう人の本当の心理や衝動、苦悩について十分に共感することができない。

共感も受容もできないから、その自殺衝動を抑制する方向に誘導する話し合いを粘り強くすることは極めて難しい。自分の人生や人間関係で忙しい大半の人は、第三者の自殺願望の心理を短時間であれば聴くかもしれないが、毎日毎日延々と嫌なことを聴き続けるストレスフルな作業からは逃げ出してしまうだろう。

自殺が起こった後で人々は『相談してくれていたら・誰かを頼ってくれていたら』とはいうが、実際には差し迫った自殺願望や終わりのない希死念慮を抱えた人の話し相手になるということは生半可なことではなく、非常にストレスフルでうざったくて面倒な作業である。

金銭的対価を貰う精神医学やメンタルヘルスの専門家でさえ、筋金入りの自殺志願者や境界性パーソナリティーのしがみつきからは逃げ出してしまうか、感情移入を控えた機械的な対応(投薬)だけをして境界線を引いて巻き込まれないように自衛することは少なくないくらいなのである。

大半は途中から我慢できなくなって聴いている側の人間のほうが『甘ったれるな・誰だってつらくても頑張ってるんだ・いつまで意味のないことを考え続けているんだ・現実を見てやるべきことをやれ・人を暗くさせるような話ばかりするな(私の人生までつまらなくなる)・死にたいなら私に宣言せずにやってくれ』という叱責や説教、諦めになっていくのが関の山である。

あなたが死んでしまうくらいなら、私は何日間でも、何ヶ月間、何年間でもあなたが訴える『人生がつらくて死にたい・生きることに意味がなくて苦痛なだけだ・自分には価値がなくて他人にも社会にも興味がない・誰かが憎くて憎くて仕方ない・生きていくのが面倒だから何もしたくない・学校も会社もずっと行きたくない(ありのままの無為な私でずっといいよと言って欲しい)』といった内容のネガティブな話題を粘り強く聞いてあげると言える人、更に実践できる人がどれだけいるだろうか。

続きを読む 若者の自殺と誰にも相談しない心理:相談に乗れば他者を救済できるか?共感・援助の難しさ

男性は女性におごったほうが良いのか、割り勘でも良いのか?:食事・入場料くらいはおごる男の方が多いが。

自分が一緒に食事に行きたいと思った相手(誘った相手)、お金に困ってない状況なら食事くらいおごる男は多いと思うが、中高年ならおごってでも色恋抜きでも相手の性別問わず、食事に誘いたがる・話したがる人も増えてくるw

割り勘はあたりまえ? 初デートでの金銭感覚、イマドキ男子のホンネ3つ

若くて自分に自信があり恋人・友達がいる時は、『楽しいコミュニケーションつきの食事』が相手も食べたいものを食べてるんだから・お互い時間を割いているからという理由で『割り勘で当たり前』の合理主義にもなりやすいが、家族・夫婦以外で楽しく談笑+食事できる魅力ある他者の価値は加齢と共に高まる傾向がある。

続きを読む 男性は女性におごったほうが良いのか、割り勘でも良いのか?:食事・入場料くらいはおごる男の方が多いが。

女子だけでなく男子にも『腹黒さ』はあるが、『最低限の礼節・思いやり』があれば良いかも。

腹黒は『表面的な言動・対応』と『本心における目的・欲望』が違っているという事だろうが、『誰かを傷つける(損害を与える)策略・欺瞞』や『不快な下品さ・極端な悪口雑言』でなければ害は余りない。

女子の3人に1人は腹黒?! 無自覚から隠れまで女子の腹黒事情

わざと相手を十分に信用させてから騙したり裏切ったりする詐欺的な腹黒さは問題だが、『外面の良さ・社会的な表向きの顔・無難な対応』といったものは腹黒さというより他者を不快にしないマナーの部類に入るもの。素の部分の性格が悪い、悪意や嫉妬が強い、生き方ややり方が汚いといった相手と親密になれば面倒だろうが。

家でも外でも、初対面の相手でも親しい相手(友人・恋人)でも、常に同じ態度・価値観・判断・愛想しか示さないという人は現実にはいないが、その落差が『悪い方向にぶれたり崩れたりする相手(素の人間性・生き方が悪い人)』と親密になったり家族になったりすると実害は大きいかもしれない。

続きを読む 女子だけでなく男子にも『腹黒さ』はあるが、『最低限の礼節・思いやり』があれば良いかも。

男性モデルのセクシーショットが増えた“an・an”、福岡県久留米市の立体駐車場での転落事故

“an・an”はいつも旬の男性アイドルの肉体を使ったSEX特集が多いイメージだが、男性向けメディアに置き換えれば、漫画雑誌に載る位のセミヌード系のソフトな写真に過ぎないわけで、女性向けメディアの禁忌の薄れ、生々しい欲求の解放の面もあると思う。男女のジェンダーや性道徳の差異が縮小している。

玉森裕太が表紙 7日発売an・an

昭和中期くらいまで、男女の経済格差・家父長制の秩序・役割的ジェンダーなどによって、女性が男性の外見・肉体・セックスの好き嫌いに言及する事自体がある種の恥じらいの無さとしてタブーであり、この種の女性向けの視覚刺激の娯楽は殆どなかった。

『妻子を真面目に養う勤勉さ・扶養能力のある男』と『あなただけですの貞節・従順な女』という男女ジェンダーのステロタイプの崩壊プロセスが進んでいると見ることもできるか。

続きを読む 男性モデルのセクシーショットが増えた“an・an”、福岡県久留米市の立体駐車場での転落事故