「コミュニケーション」カテゴリーアーカイブ

少女が好きで別れ(失恋)に耐えられず刺した少年の事件:エロスやマニアの恋愛に潜む逆恨み・激怒のリスク

別れを切り出す恋人を憎悪する惨めな感情はありふれたものだが、殺傷事件まで起こすのはある種の愛着障害・情動制御障害に近く、自分の精神的自立ができていない為に相手に人生を依存し過ぎている。

「好きで好きで」少女刺した容疑、逃走していた少年逮捕

自分が切り捨てられたようなケースで(DV・無職・借金など自業自得な理由も含め)、別れた相手の幸福を願う無償のアガペーに到達できる人は男女共に少なく、回復や整理に時間もかかるかもだが、究極的には『他人の心・選択を思い通りに動かすことはできない』というのは交際していても結婚していても同じと気づけるか。

男性でも女性でも『誰と付き合って誰と別れるかの自己選択権』を持つ。本人が最終的な意思決定したならば、それを無理やり暴力や脅しで覆させることは一時的に可能に見えても、結果として不可能であるか犯罪になるだけである。『近しい他者の自由意思・自己決定』を認められる人になれるか否か、大人でも大きな課題だが。

本当に好きなら、別れても利用されても『相手の幸福のため』に何でもできるかというと、現実的には別れて別の男(女)と付き合って生活のお金が足りないから貸してくれと言われて、それで貸してあげるかというと大半は貸さないだろう意味では無償のアガペーにも限界があり、各人個別で分かれて自己責任で進む道がある。

好きな相手なら傷つけず守ってあげるべきという意見もあるが、男女の仲の別離というのは『別れの後も友人的な関係』を引きずることもあるが、基本的に『二度と会わない・連絡も取り合わない・親しく話す機会もなくなる』ということを含意するので、守る云々でなく関係・接点がない人になってしまう可能性が高い。

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男女のカップルの極端な年齢差に生理的嫌悪感を感じる人の心理:若さ・美・財力・能力の市場的な釣り合い

ある女性が、男女の恋愛の年齢差について『極端に年下の女性』を好むのは生理的嫌悪感と年齢差別を感じる話を書いていたが、女性の過半数はそう思うだろうし、10歳以上離れると『純粋な恋愛』という感じにはならない。今まで女性から『男は所詮若くて可愛くてまっさらな女が好きだからね』という言葉は幾度となく聞いた記憶もある。

男性心理というか生殖適応の観点からは、男性は若い女性を視覚的・反射的に好む傾向はあるが、若い女性が苦手な男もいるし、会話は同世代以上のほうが内容はある。僕は年齢の上下にはこだわらないが一般に年を取ると、自分が若い頃よりも距離を詰めてくれる『若い女性(女性なら若い男性)』はキラキラして見えやすいのかもしれない。

男性が極端に若い女性を好む時には『容姿の好み・若々しい肉体や仕草・性的な欲求』だけで『精神のつながり・無償の愛・存在の受容』を蔑ろにしているのではないかという批判は概ね妥当だ。おじさんが若い女性に求めるのは真剣な交際・性愛そのものよりは、一時的な癒し・人生の重石がない人の笑顔の軽みみたいなものだ。

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敬語・丁寧語とタメ口はどう使い分けたほうが良いか?、 高速道路の追突事故回避のためにやるべきこと

○敬語を使うか使わないかでその人の『キャラ・フォーマル度・住む世界・距離感』が推測される。芸能人や自営業なら戦略的なタメ口でフランクなキャラを作る価値もあるが、一般人が社会的な場で対応する時は丁寧語ベースが無難である。

ローラはOK?許せるタメ口と許せないタメ口の違いに論争勃発

特に会社・組織に所属していれば、内部での上下関係の序列構造を『意図的なタメ口』で崩して自分の印象を逆張りで良くすることは不可能であり、『上の人間に非常識や生意気と思われ嫌われる(低評価)リスク』のほうが大きい。意図的でない無知・環境からのタメ口も、住む世界が違う人、粗雑乱暴な人との悪印象につながる。

あまりに教条主義・権威主義で上下関係をマウンティングするような敬語の強制はバカバカしいが、『丁寧な洗練された言葉遣い・自分への敬意や心遣いを感じる柔らかい言葉遣い』をされて不愉快に感じる人はまずいないわけで、誰が相手でも『粗雑・乱暴・生意気な印象を与える強い口調のタメ口』は損するリスクがある。

完璧な敬語をずっと崩さないという人も、一定以上の対話期間が経過したり親しみが増した時には『慇懃無礼・遠慮が行き過ぎた不快感』としてネガティブな評価を受ける恐れはある。タメ口や敬語・丁寧語の乱れは『距離感の縮まり・相手への親しみや信頼の現れ』であるから、相手・状況によっては嬉しく感じて貰えることもある

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今の日本は『恋愛至上主義』というよりも『恋愛至上主義・恋愛格差』である:未婚者の男性7割・女性6割に恋人がいない時代

未婚者の男性7割・女性6割が交際相手がいないなら、現代の若者では恋愛至上主義ではなく『恋愛市場主義(需要・供給の階層的結びつき)』が進行しているだけだろう。

「恋愛経験がないとヤバい奴扱い」にもの申す 「恋愛しない自由」だって尊重されていいはずだ

異性と付き合ったり性関係を持つという恋愛経験がないだけで『ヤバい奴』とは思わないが、『誰も好きになったことがない・他者に一切興味がない・男で女への性欲が全くない』までなると、サイコパスやナルシスト、情性・協調性の欠如、利己主義、頑固・偏屈、Aセクシャル、トラウマによる異性嫌悪などの推測はされるかも。

恋愛はリーの恋愛類型論では『エロス・プラグマ・ルーダス・アガペー・マニア・ストロゲー』に分類されるので、同じ恋愛といっても人によってどのような恋愛を経験したかの解釈・感覚はかなり異なる。男性の恋愛は『エロス(性・美と情熱)・マニア(狂気と独占欲)・アガペー(無償の愛)・ルーダス(遊び)』が多い。

女性の恋愛は男性と同じく『エロス・マニア・アガペー』もあるが、一般に男性よりもリアリストでその相手と付き合ってどのようなメリットと将来性があり、結婚・育児にまでつながるかという『プラグマ(実利的な愛)』もかなり重視される。ワンナイトラブや色々な異性のタイプを試したいというルーダスは女性は弱い。

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『夫の悪口・切り捨て』に対して、なぜ『妻の悪口・切り捨て』は少ないのか?:男性そのものへの必要性や愛情の弱まりやすさ

『旦那を捨てたい人』だけでなく『嫁を捨てたい人』もいるはずの意見もあるが、男女の欲望の差異として『十分な金銭・生活保障+子供』だけで本心から満足できるのはやはり女性が多い。

「旦那捨てたい」に神回答 横浜市「イーオのごみ分別案内」、AIがまるで人生相談 「的確な答え」と話題

シングルマザーの女性が3億円の現金を持った時、大半は『結婚の選択』をせずに自分と子供の人生設計を男抜きですると推測されるが、離婚した男が3億円の現金を持った時、『より良い女性』を探そうとする者の割合は相当なものになるし、もう一度再婚する者も多い。中には美人に騙されてすっからかんになる者さえ出る。

旦那を捨てたいと思うような人は、旦那のDV・モラハラ・犯罪・借金・無職・浮気などの問題がないのであれば、初めから『家庭生活を維持するために稼いでくれる人』の部分に重きがあり、『人間・異性としての愛情や欲望の度合い』は低かったと思われる。その相手でなければならない唯一性や惚れた運命性が初期から弱い。

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『隙がない女性』というのはどんなタイプなのか?:隙があると男性は近づいて来るが、隙がありすぎるとリスクもある

『隙がない』は『親しくなるとっかかりの笑顔や反応があるか無いか』だが、『勘違いされるのが嫌な女性・選り好みの強い女性(自分の好きな相手にだけ反応する女性・断るのが苦手な女性)』は隙がない。男と違って女の方が、不特定多数に関わるリスクはある。

「隙がない」の隙って一体なに…?

『勘違いされるのが嫌な女性・選り好みの強い女性』に『男性との恋愛・色恋に興味のない女性』を加えても良いが、一定以上の年齢の女性になると恋愛・色恋がないからこそ誰にでも平等に愛想よく反応する人も出てくるので一概には言えない。男を喜ばせる隙をサービスしつつも、きっぱり断るべき申し出は断れる美人もいるが。

興味のない男性に、まともな挨拶さえ返さない女性やちょっとした知り合いでも知らんぷりを決め込む女性もいるが、こういった人は自意識過剰やガードが固いとも言えるが、無理やりに関わろうとしても嫌な思いをすることが大半だろうから、向こうから近づいてくる場合以外は会釈程度でスルーしておくのがお互いに望ましい。

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