「自然・環境」カテゴリーアーカイブ

北海道豊浦町の「日本一の秘境駅」の小幌駅で、列車が乗客がいるのに通過した事故:僻地で公共交通が来ないと危ない

北海道豊浦町の「日本一の秘境駅」といわれる小幌駅で、列車が誤って客を乗せずに通過したニュース。需要の小さい田舎の公共交通は1日1~2本しかなく、乗り過ごすと野宿か徒歩移動を余儀なくされる。小幌駅は列車・船しかアクセスできないのでお金があってもタクシーは使えず、厳寒期の北海道の野宿は命の危険がある…

僻地のバスや電車は、需要は非常に小さく、誰も乗らなかったり1?2人だけだったりするが、待っている時には極めて重要なライフラインで心待ちにしている。何時間も待つ人もいる。『遅れ』は許せても『乗れない(予定の便が来ない)』は、心理的ショックや実際の負担・危険が大きい。冬場は野ざらしだと1時間でも堪える。

登山をする人は自治体のコミュニティバスや在来線を利用することもあるが、屋外で待機可能な時間が限定される冬場は車で行ったほうがリスクは小さい。湯布院の由布岳・登山口で冬にバスを2時間くらい待った時、壁がなくて雪の吹きさらしを受け、低体温症になりかけ一週間体調を壊した。2時間歩いて下った方がマシだったw

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大人になって分かってくる『日本文化の本質・味わい深さ(風情風流)』とは何なのか?

露天風呂・日本庭園・寺社仏閣など大人が嗜好する日本文化の景観は『自然を模倣した人工造形・自然と調和した建築設計』が多い。食物や器物・趣味でも『華美・贅沢・奇抜の対極にある素材・わびさび・日常性』を味わおうとする。

男性が大人になって“よさ”がわかった「日本のもの」ランキング

大人になって良さが分かるというのは『知識・教養・判断軸の裏づけができて実物を見たり体験したりすることによる分かり方(他者との文化的価値の共有体験が付加価値となる)』が多いが、『流行のもの・一時的ではない歴史(持続継承性)を持つ日本文化』に興味を持つ事から始まりやすい。装飾的でない普遍性を求める。

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Googleのロゴのデザイン変更,チリの大地震,“an・an電子版”の佐々木希グラビアの省略など

アップデートでスマホのGoogle検索のロゴが「新しいロゴ」に変わった。シンプルなゴシック体のロゴなのに、ポップなインテリジェンスを表象する存在感がある。シンプルな「デザインの力」か。久々に音声検索を試してみたら、1年前と比較して格段に精度が上がっている。単一の検索ワードなら殆ど聞き間違えがない。

スマホ検索の便利さは位置情報をGPSで提供できて、タクシーやホテル、レストラン・カフェなどと検索するだけで、『現在地近くの情報』が地図・電話番号つきで瞬時に検索できる事。天気アプリ・時刻表は現在地に合わせ自動で切り替わり、映画館も一回の検索で近場の公開時間が全て表示…10年前の情報環境とは懸隔の感がある。

チリ地震死者11人に、岩手で70センチの津波観測

地球規模で地殻変動と火山の活動期に入っているようで、立て続けに地震・火山噴火が起こっている。現生人類以外のホモ属が絶滅した原因の一つは、成層圏の太陽光を遮断した噴火だったが、大規模な地震・噴火はグローバルな生態系の危機にもなる。

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和歌山県太地町のイルカ追い込み漁批判、高齢者の催眠商法トラブルなど

肉食は人の残酷な業だが欧米は『家畜と野生動物の区別』でその原罪を希釈しているような感じもある。イルカ・鯨は知能が高くて人に近しい野生動物の象徴となっていて、異論排除の殺害禁忌に至っているが、 そもそも論として欧米人にとってイルカ・鯨が食用として用いられた歴史がないことが大きな影響をもたらしている。

イルカを追い込み漁以外の残酷ではない方法で捕獲しても、イルカを殺害したり傷つけたりする結果があるのであれば、欧米人は承認することはないだろう。

ある種の宗教的な信念・独善にも近いものがあるが、『犬食・猫食』を嫌う日本人の感覚をよりラディカルかつ感情的なものにしたと考えると分かりやすいかもしれない。

イルカ・鯨よりも人間に近しい解剖学的構造を持つサルだったらどうかと考えると、小型猿のサル食も激しい非難は浴びるだろうが、動物の権利(アニマルライツ)の象徴になっているイルカ・鯨よりもバッシングは小さいかも(類人猿にまでなると殺人に近い非難も起こり得るが)しれない。

イルカ追い込み漁の深刻さ 「英語の発信、圧倒的に少ない」「東京五輪のネガティブキャンペーンも」

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風速30メートル以上の猛烈な台風19号が福岡県に上陸。東進するが、九州南部の被害が懸念される。

昨日はやや強い風程度だったが、今日は台風19号の猛烈な風と雨が吹き荒れている。13時頃は風速30メートル近い風でピークだったかも。福間‐博多間でJRが止まっていたが、少し前に運転が再開された(10月13日の16時半の段階でも強風が吹き荒れているのでまた止まる可能性もある)。

今年の日本は、火山・台風・大雨、自然災害が続いていて、御嶽山の火山噴火では被害者の数が50名を超えたが、台風による経済的損失や移動の支障も大きくなっていると感じる。

台風19号 今後の動きと注意点

鹿児島県・宮崎県では数十万世帯に避難勧告が出されたが、九州南部の暴風圏の被害が心配される。大分県の山岳地帯の交通機関も全て停止。福岡県内では死者は出てないが、興味本位で海・川(橋)・山の近くに出歩けば、風に煽られたり波に攫われて死亡事故につながりかねない風の強さ。車も速度を出しすぎると横転の可能性があって危ない、高速道路でも通行止めの区間が多くなっている。

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御嶽山噴火が起こした悲惨な状況と仲間関係:登山遭難時の極限状況における救助活動の限界

ここまで大規模な登山の遭難事故は戦後では初めて。1902年に厳冬期の八甲田山で起きた無謀な日本陸軍の行進訓練事故(199名死亡)はあるが、活火山の噴火時に一般登山者が大勢いた状況自体も過去に前歴がない。

<御嶽山噴火>「娘が危篤」声を落とす父、情報求め

この御嶽山の噴火はまだマグマ流出を伴わない『水蒸気爆発』による噴火だった為、大勢の登山者が生きて下山することができた。マグマ(溶岩)と火砕流を大量に流出する型の噴火だと、映像を撮影した人や山頂付近の山小屋に避難した人も助からなかった可能性が高い。マグマ噴火だと噴煙と一緒に来る熱気が数百度以上に達するので、そういった熱気を浴びてしまうと助かることが難しい。

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