「ニュース」カテゴリーアーカイブ

大韓航空の趙顕娥(チョヒョナ)・前副社長のナッツリターン騒動…わがままの度を越すと社会的弊害が大きい

大韓航空の韓進など韓国十大財閥が、金権の『儒教的な身分意識』を生み、貴族のように育てられた三世以下が、思い通りにならない他人という当たり前のストレスに耐えられない未熟さを露呈しただけの事件だろう。

しかもCAの担当者はすぐに平謝りしていて、ナッツの出し方を変えたり違う食品を提供する準備があったのだから、そこまで怒ったり暴れたりして、航空機の安全・正常な運転を妨害しなければならない理由がない。

大韓航空前副社長の逮捕状請求へ ナッツ・リターン騒動

大韓航空の趙顕娥(チョヒョナ)・前副社長の異常な能力不問の厚遇に限らず、韓国十大財閥の公共セクターを除く財閥が、数兆円~数十兆円の事業規模にまで拡大しながらも、現時点でも『血縁者優遇(役員総固め)の同族経営』を続けているのはかなり旧弊な経営感覚である。日本の上場企業にもそういった会社は結構あるが。

続きを読む 大韓航空の趙顕娥(チョヒョナ)・前副社長のナッツリターン騒動…わがままの度を越すと社会的弊害が大きい

男性がこの冬に女性にして欲しい髪型は、ストレートロングにゆるふわパーマ……髪型・ファッションの印象

『この冬にイチオシ』といっても、ロングヘアは髪が短い女性が夏場から伸ばしても間に合わないですからね……昔から一貫してショートよりロングが男性には人気とされているが、『分かりやすい女性らしさ・印象の華やかさ』が好まれるのだろうか。

やっぱそうなのね……この冬、男性イチオシの髪形「1位:ストレートロング」2位以下は?

しかし、ロングヘアでヘアカラーもトリートメントもばっちりしていて、おしゃれな形のパーマもこまめにかけている(こだわりのネイル)というような『外形的な女子力MAX』だと、女性らしい魅力は確かに高いと思うが、『外遊び・スポーツへの適応力』や『一緒に付き合って遊べるフィールドの範囲』がやや狭いといった非活動性の印象も抱く。

続きを読む 男性がこの冬に女性にして欲しい髪型は、ストレートロングにゆるふわパーマ……髪型・ファッションの印象

少子化問題が意識されはじめたトルコとエルドアン大統領の『避妊は国家反逆罪』の発言

トルコのようなイスラム教圏の中進国でも、経済成長・消費文明化(個人主義化)による『少子化のトレンド』を政治が強権的に解決する事は難しい。『女性を出産の道具にするような大統領の発言』は、国際社会における信任低下や人権意識が低いとの見方を招く。

トルコ大統領「避妊は国家反逆罪」 結婚式で演説

歴史上、国家・納税のために義務的な子作りに嫌々ながら勤しんだ男女は殆どいなかった。避妊や子供数が少ないことを、国家の最高権力者が『国家反逆罪』と呼ぶのは、人間の本性を解さぬ茶番に過ぎない。人間は詰まる所、『生みたいから生む』でないと子供に愛情を注いで育てにくい、『強制して生ませる』も反自然的だろう。

無知で非力な女性が、訳も分からず親から決められた相手(中年男)に嫁がされ、相手の家から子供を生む役割や家事雑事をこなす役割を押し付けられ、10代から産めるだけの数の子供を産ませられる一部の途上国の男尊女卑社会は、確かに少子化とは無縁で安価な労働力を再生産できるがそんな社会に逆行したい人が殆どいない。

続きを読む 少子化問題が意識されはじめたトルコとエルドアン大統領の『避妊は国家反逆罪』の発言

過去の小学生時代の怨恨が関係か?高校3年生が小学生時代の同級生と家族を切りつける

小学校時代の「いじめ・恐喝」に対する意趣返し(復讐)のようにも読めるが、「実力行使(暴力行使)の自力救済」は近代法では違法行為として厳しく禁じられている。だが、子供のいじめの責任追及やその場での反撃は難しく、「奪われた自尊心・学生時代の時間」を取り戻すかのような報復に出る人もいるのだろう。

元同級生ら切りつけた疑い 逮捕の高3「金取り返しに」

今回の事件の過去にどういったことがあったのかは定かではないが、仮にいじめ・恐喝があったとすると、その加害者は昔のやり取りを忘れていても、被害者は自分がされた行為や屈辱的な出来事をいつまでも忘れられず覚えているという事でもある。

「人の嫌がること・相手に恨みを残すようなこと」は子供のいじめに限らず、極力しないに越したことはない。いじめの加害者も家庭問題(親子関係の悩み)や劣等コンプレックスがある事は多く、いじめによる仮想的優越感で自分を支えている者もいて、事前にいじめ関連行為を完全に抑止することは難しい。

対等な人間関係の中での「単純なカネの貸し借り(単純にお金を返してくれなかったという問題)」で、刃物で相手の家族まとめて刺しに行くのはちょっと考えにくいので、お金を貸したというよりは無理やりに脅し取られたという印象は受けるが。

続きを読む 過去の小学生時代の怨恨が関係か?高校3年生が小学生時代の同級生と家族を切りつける

正規雇用と非正規雇用の賃金格差と『長期メンバーシップ・包括的忠誠契約』の関係

正社員と非正規の差は客観的にどちらが上か測定可能な『売上・技能・知識・資格の差』ではない。入社時の長期メンバーシップと包括的忠誠契約の有無の差である。

城繁幸、やまもといちろう、宮台真司が「非正規格差がカワイソウなら、正社員の待遇下げろ」で一致

正社員と非正規の差が、努力や勉強によって身につけられる『スコア・スキル・キャリア』であるなら、非正規格差は社会問題ではない。なぜなら、受験勉強のように『その時点からの努力・勉強』で、現在の正社員以上のスコアやスキルが身に付けば、立場の互換性があるので『身分的・固定的な格差』ではなくなるからである。

だが言うまでもなく、日本の正社員雇用やキャリア査定(再就職活動)というのは、厳密な意味での『即時的・相対的な能力主義』ではない。どちらかというと『現時点でのスキル・能力・スコア』より『今までの職歴における勤勉・忠誠度』のほうが評価される割合は高く、客観的なスキル・実務の高低だけを見る会社は少ない。

高度経済成長期には『社内業務に特化したスペシャリスト・ゼネラリスト』が社内の実地教育で育成され、成長持続が前提だった会社の側も『定年まで辞めない勤勉な人材』を重宝していた。正社員の雇用と賞与が定年まで家族的経営体質で守られていたのは、従業員の為もあるが、それ以上に会社の為でもあった事に留意すべきだろう。

続きを読む 正規雇用と非正規雇用の賃金格差と『長期メンバーシップ・包括的忠誠契約』の関係

クリスマスイブにカップル入店お断りのスパゲッティ屋:クリスマスが気になる気持ち

カップル文化が乏しいといわれる日本でも、クリスマスを『カップルの日(独りだと淋しい日)』として特別に意識する人は多いようだが、個人的にはカレンダーの時間軸に頓着しないライフスタイルなので、みんなで横並びのお祝いやイベントごとは余り意識していないな。

「12月24日はカップル入店お断り」のスパゲッティ屋が話題 / Twitterユーザーの声「ここのスタッフになろうかな」

どちらかが興味があったり、せっかくの機会ということで、カップルでクリスマスに食事・プレゼント・旅・夜景観賞(イルミ観賞)などをするのは楽しいものだが、恋人・配偶者などがいない事や他者との比較が気になる人は、『カップルがほぼ全てを占める店』に行かなければいいだけではないかと思う。

続きを読む クリスマスイブにカップル入店お断りのスパゲッティ屋:クリスマスが気になる気持ち