日本の集団的自衛権・集団安全保障に関する議論は盛んであるが、問題の本質は『中国を包摂した集団安全保障体制・価値観外交の構築』にあり、中国の軍拡をアジア全域の安全保障に貢献するよう方向づけする役目を日本が果たせるかである。
中国軍拡「国際社会の懸念」=集団自衛権に理解求める―安倍首相、NATOで演説
名実論ではないが、中国に『アジアの盟主』としての“名”を得させて持ち上げつつ、『アジアの海・空の航行の自由を守る尊敬される役目と負担』の“実”を中国にあてがうことができるか。米国の軍拡が世界の警察官化に向かった事例を、中国に転換させるような長期的外交戦略のロードマップを描ければ良いのだが。
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本格的に鍛えるボクサーやボディビルダーでない限り、普通の人が『食事調整+適度なトレーニング』で到達できる健康的で細身に見える体脂肪率は約14~17%。女性で16.8%なら相当絞っている。腹筋を割る為には『腹筋の鍛錬』の前に『体脂肪率低下』が重要。
熊田曜子、くっきり割れた腹筋を披露
女性の場合は必ずしも腹筋を6パックで割るような鍛え方の見栄えが良いとは思わないが、逆に軽度の腹筋運動の追加で腹筋が割れる体脂肪率をキープしていれば(その食習慣と運動習慣に無理がなければ)、ぽっこりお腹の心配は殆ど不要になる。極端に体脂肪率12%とかを目指すと、栄養学的な調節ができてないと身体を壊す。
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中川翔子は初の恋愛報道だったようだが、小澤亮太という人の隠し子スキャンダルの方が前面に出ている。週刊誌報道の前に、本人に子供を作った事がある事実について報告していなかった事が不信感を生んだ可能性があるが、 厳密には『子連れの交際・結婚』ではなく、中川翔子本人が小沢氏の子供の面倒を見たりするような問題ではなく、男性の過去の付き合い方やそれを隠していた事が心理的に受け容れられない(信用喪失)という事か。
しょこたん破局…隠し子騒動で話し合い別離決断「仕事に全力投球」
養育費・慰謝料等の経済負担がどれくらいあるのか分からないが、カネの問題での別れではないだろう。『(自分が育ててはいない)子供がいた事が後から分かるケース』と『(実際に自分たちが育てる)子連れの交際・結婚』とは異なるが、年齢が若くて恋愛経験が少なかったりで二人だけの世界を作りたい人は前者でも即アウトの可能性は高い。
逆に年齢が相応に上がったり、双方に離婚歴・子供がいれば後者でも合意は得やすくなるし、『お互いの子供を協力して育てられる』ということが再婚のモチベーションや踏ん切りになったりもする。
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少し前にレンタルしたプリウスで約300キロの長距離移動をしたが、ガソリン消費は9.6リッターほどで、極端な省エネ運転なしでリッター30キロは走る事に驚いた。電気自動車モードにスイッチできるPHVならリッター50は走るという…燃費改善の技術革新か。
ガソリンを節約する運転方法
アイドリングストップを自動でしてくれる車も増えているが、少しブレーキを踏んだ瞬間に止まるのは、停止時間によってはガソリン消費は増える可能性も。バスのアイドリングストップは排ガス削減の目標もあるのか徹底している。トラックの運転手も信号待ちで結構エンジンを切るが、大型だと燃費の差は大きい。
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第二次産業(工業・製造業)の現業部門の作業では、労働時間と賃金の相関関係は強くなるが、それは大量生産のモノづくりでは『1時間当たりの生産量・原価を差し引いた利益』を計算しやすいからで、その製品の需要・注文が未成熟な成長市場にある限り、労働者が働けば働くほど製品の生産量が増えて生産性(売上)が上がるからである。
「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ
この場合の、生産管理体制(利益を上げられる仕組み)の責任は経営方針・需要予測・工場稼働率を決定する経営者にあり、労働者は経営陣の決定した方針に基づいて、『時間単位当たりの生産量』を黙々と増やして売上・利益を増やし続ける役割を果たす。第二次産業の労働者は、『基本給』という最低ラインの給与をベースにしながらも、働いた時間に応じた賃金(残業をすれば時間数に応じた割増賃金)を受け取る権利を有する。
製造業・建設業などの現場で主に身体(有限の体力)を使って働く人たちは、労働時間と賃金との相関関係を崩せば、資本家や経営者から『増加した利益の部分』を搾取されるだけではなく、『人生の時間コスト・健康リスク』だけが大きくなって一方的な損失を受けるだけだから、政府の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)が提案するような『労働時間と賃金が相関しない給与制度』に同意する理由がない。
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韓国の大型客船セウォル号(6825トン)の事故原因が、次第に明らかになりつつあるようだ。
事故が発生してしまった直接の原因は『急旋回の運転ミス+過積載(積荷の固定の弱さ)』だが、韓国企業が日本から購入した1994年製のセウォル号を大幅に改修して全高を51センチも高くしたことが、『復原力(ある程度までの船の傾きを自力で修正して姿勢を立て直す力)の大幅な低下』という船舶の構造上の不安定さにつながったと指摘されている。
車に置き換えれば、全高・重心の低いスポーツカーは地面に張り付くような走りで高速運転での旋回性能を高いレベルで維持しやすいが、全高・重心の高いワンボックスカーは高速運転中に急カーブを強引に曲がろうとすると横転するリスクが高くなるというような構造上の弱さがセウォル号にあった。
更に、積荷を違法に詰め込めるだけ積み込む『積載上限の二倍以上の過積載(違法行為)』を行って、船体の不安定さの度合いが高まっていた。積荷の固定も弱かったために、急旋回で過積載の荷物が片方に集積して復原力の限界を越えてバランスを崩してしまい、沈没事故を引き起こした。
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