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自民党の憲法改正・軍事力強化で北朝鮮のミサイル発射の暴挙を抑え込めるか?

北朝鮮の核開発・軍拡も本質は『北の国内問題・人民抑圧』で、日本が改憲し軍拡・核武装しても解決するとは考えにくい。北朝鮮(核10発程度)は核弾頭約7000発保有の米国の警告も聞かない。

自民改憲案、集約は不透明=9条めぐり安倍首相に異論-12日に議論再開

軍拡による破壊兵器の数字と能力の競い合い、軍事的なパワーバランスによって、北朝鮮の行動を押さえ込めるのであれば、圧倒的な軍事的優位のある米国は約20年前に北朝鮮に核開発を完全放棄させられていたはずだが、現実はそうならなかった。軍事の弱小国であるベトナムやイラク、イランさえ米国はコントロールできず。

戦争可能な憲法、軍事予算と近代兵器の軍拡をすれば、どこからも攻撃されず国家の平和、国民の人権・安全が守られるかというと、世界最強の軍事国家であるアメリカとロシアの近現代の推移を見れば分かるように、『軍事力があれば戦争もテロも起こされず国民が殺されない』というのは全く歴史的に実証されていない。

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北朝鮮のVXガスを使った金正男殺害事件、 プレミアムフライデーの見直し

○オウム真理教事件はサリン・VXガスが市街地で使用された世界初の化学兵器テロだった。一カルト宗教が化学兵器をハリボテのプラント=サティアンで内製できた事、専門家的人材を集めた事も驚愕だった。

オウム死刑囚にVX症状照会=金正男氏殺害でマレーシア政府

対話力を支える知性・教養・国際感覚がありそうな金正男が、北朝鮮の権力闘争から下りて海外を漂泊していた事も暗殺の悲劇を予兆していた。金正日は自分と価値観が近い金正恩を贔屓にしていたというが、金正恩は父世代の重鎮で後見人だったナンバー2・張成沢を粛清してから、核開発・恫喝外交の歯止めを失い暴走を続ける。

長男・金正男でないにしても、芸術家生活に逃げて政治的迫害の不安で精神が弱っているとされる次男・金正哲(キムジョンチョル)のほうがまだマシだったかもしれない。

しかし、歴史は皮肉にも知性や対話が通じそうにもない金正恩を北朝鮮という旧態な独裁国家の首領に立ててしまった。権力と粛清に執着する独裁者は、自分がいつ殺されるか分からない妄想的不安で他害的になる。

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斉藤由貴の不倫と結婚制度が形骸化する富裕な著名人、 Youtuberヒカルの無期限活動休止とウェブビジネス

○貴族と都市の文化では近世ヨーロッパでも『結婚制度』は事実上破綻していて、夫人は『婚姻・身分保証』と『恋愛・情熱』を使い分けていたが、斉藤由貴さんと医師の不倫も現代版の貴族的なライフスタイルに近い。

50代医師、斉藤由貴との不倫を初めて認めた!一線越えた理由は「言語で語れない」

一夫一婦制の結婚を厳密に本心から成り立たせる、配偶者を異性として心の底から恋慕して陶酔するということは極めて困難か不可能なことではある…特にお金と美貌、行動の自由を持つ人たちにとっては。だが一般庶民の多くには、『現実の縛りと情熱の迸り』を切り分けて思うまま楽しむリソースと精神性など持つ余裕はない。

50代医師で医師としてのキャリアと財政基盤を持つ男が、若い頃に大ファンであり今も同世代では破格の美貌・色香を持つ斉藤由貴との距離が縮まるような出会いがあったら、大半の男はそんな境遇やリソースを持ちようがないから『絶対に間違いを犯さない』というが、実際にその立場なら手を出すリスクは相当高いだろう。

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10代の恋愛感情のもつれによる死傷事件:異性に対する独占欲・嫉妬心との向き合い方を学ぶこと

10代の恋愛に安定感はないし、性格や恋愛観によっては交際数ヶ月で相手を乗り換えるのもザラなわけで、相手が気楽に変わるタイプなのに自分だけシリアスに思い詰めてもバカらしいと気づけるか否か。

<a href=”http://mixi.at/aeALZVL”>「彼女取られ殺そうと」=高校生死傷、逮捕の高1―埼玉県警</a>

加害者がそんな性格だから振られたの意見も多いが、浮気にせよ不倫にせよ、ただ別にもっと気に入った人(条件の良い人)が出てきたからそっちに変えるというような人はいくらでもいる。特に若くてそれなりにモテて思慮深いタイプでもない女性は、一般に切り捨てる男の内面まで深く思いやるほどの感受性はないのが普通だろう。

女性はリアリスト。特に複数の力ある男性をいつでも魅了できるだけの自信と美貌・若さのある女性はハイパーリアリストであると理解しておけば、女性を逆恨みすることはなくなる。切り捨てられる時には『自分の魅力・経済力・将来性のいずれかが他の男に劣っていた可能性』を考えれば、新たな男ができても理由は分かる。

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映画『アメリカン・スナイパー』の感想

総合評価 90/100点

世界最強の軍事大国アメリカは、第二次世界大戦後の『米ソ冷戦』を勝ち抜き、1990年代後半以降、世界の警察を自認する唯一のスーパーパワーとして世界に君臨するはずであった。2001年9月11日、ソ連さえ叩くことができなかったアメリカの中枢を、アルカイダ(国家なき分散型テロネットワーク)に攻撃される『米国同時多発テロ』の攻撃を受けるまでは。

ウサマ・ビン・ラディン率いるアルカイダの散発的・波状的なテロ攻撃によって、アメリカは巨大な図体が邪魔をする『非対称戦争』の泥沼に引きずり込まれ、差別・偏見を含むイスラーム圏との対立図式も強化された。

世界最強の近代兵器と軍隊を誇るアメリカの総力をもってしても、拠点を移動させ情報を統制するビン・ラディンを超法規的にテロ対策特殊部隊の邸宅急襲によって暗殺するまでに約10年もの歳月を要した。首領のビン・ラディンを殺しても中東での潜在的な反米意識に苦しめられ続け、その間に政権はジョージ・W・ブッシュからバラク・オバマに変わっていた。

映画『アメリカン・スナイパー』は、父親から叩き込まれたアメリカの『カウボーイ精神』に憧れ、牧場の下働きをするも夢破れたクリス・カイルが、米軍で最も過酷な選抜・訓練で知られる海兵隊(シールズ)に志願する所から、イラクの戦場の悪夢へと足を踏み入れていく。志願するには30歳と高齢だったクリス・カイルは、上官からじいさんと呼ばれて散々にしごかれるが、幼少期から培ってきた不屈・自助のカウボーイ精神によって乗り切り、屈強な海兵隊の一員となった。

少年時代のクリス・カイルはいじめられていた弟を助けるために、体格の良いいじめの加害者を徹底的に打ちのめして血まみれにするが、父親はクリスを叱らなかった。この父親は、小学生のクリスにライフル銃を持たして狩猟を教える米国の保守派の親父であるが、『銃の武装権+暴力による秩序(暴力なき秩序維持の不可能)・正義の根拠に基づく暴力行使』などアメリカの倫理規範や行動様式のプロトモデルの役割を果たしている。

『この世界で人間は、狼と羊と羊を守る牧羊犬(シープドッグ)の三種類に分かれる。暴力で人を傷つけ支配しようとする強い狼、暴力と脅迫を受けて何もできない無力で弱い羊、そして、冷静に状況を見渡し不当な暴力で羊を傷つけようとする狼から羊の群れを守る(狼よりも強い)シープドッグだ』と父は語った。我が家ではお前を無力で弱い羊に育てているわけではないが利己的で残酷な狼にはなるな、臆さず正義のために戦えるシープドッグになれと子供に生き方の指針を示した。

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生物の運命である「老化・寿命」までも克服しようとする生命科学:科学技術の勝利か神の領域のタブーか

老化は現状不可避な生物の運命だが、最新の遺伝子治療・再生医療では「老化の克服」も研究目標として掲げられ、中期で実現可能とする研究者もいる。先進国の少子化・労働力不足と科学進歩の相克か。

高齢で活力衰える「フレイル」、国内250万人が該当か

本当に人工知能の超人的な(休みなき)解析機能の研究支援を受け、生命科学の加速度的進歩によって「老化・寿命の克服(健康年齢・若さ維持が100歳以上になるなど)」が起これば、人類と国家のあらゆるパラダイム(常識・現実の前提)がオセロのようにひっくり返り革命的社会変動が起こる。人口減少が逆に必要になる。

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