心理職は真面目に相談者を思いやる人ほどストレスが強くなる仕事だが、行政の心理職は『共感的理解のレベル・相談者への寄り添い』を敢えて落として数をこなす適当さがないと疲弊して務まらない。
「もう動けん」自殺の娘、眼鏡に涙の跡 嘱託職員の遺族
自殺された非常勤職員の心理職の女性は、おそらく『家に持ち帰ってでもクライエントの悩み・生活を心配して考え続けるタイプ』だった可能性があるが、そういったセンシティブな共感と寄り添いは確かに大きなニーズを生むが、皮肉なことに行政の無料相談では上司は個別の質・対話の深みより数・無難な処遇を評価するだろう。
非正規差別と心理職の雇用・権限・収入の乏しさの問題があるが、現実問題として専門性のある心理一本でまっとうな収入を稼ぐことは大学の教授職でなければ、中堅以上の病院の心理スタッフ(テスターに近い)の正規雇用か非常勤講師掛け持ち以外は、公務員系しかない。営業力とカリスマ性があれば開業もあるが安定はない。
続きを読む 北九州市で心理職・嘱託職員の女性が自殺:臨床心理士でも正規雇用のキャリア・収入増加が難しい心理職の仕事の問題 →
7億円を獲得した場合に『豪邸・散財・女遊び(換金価値なき消費)』をする人は数年ですっからかんもあるが、ある程度の金融知識があれば期間分散投資でインカムゲインを得る。年利1%の低いハードルでも十分な収入になるので、焦らず無理せずに『株価・投資信託の基準価額・金相場などの安めの時期』に少しずつ買い溜めていくのが無難かもしれない。
宝くじで7億円超を獲得するも、3年で使い果たした男性の転落人生(英)
何も分からない人でも、ノーロードのインデックス投信に日本・米国・新興国に毎月数十万で積み立ててもいいし、暴落時を狙ってNTTドコモやスバル、三菱商事、日本電産、ファナックなど地道に買い増していけば、配当金で平均年収を超え生活費は実質ゼロになる。7億は『一気に全額使わなければ』どうとでも立て直せる金額だ。
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日本列島を超える北朝鮮のミサイル発射は10年以上前から繰り返されていて、『今に始まった挑発・緊張』ではなく、先制攻撃で日本の安全が守れるわけではない。被害者ゼロの瀬戸際を超えれば北朝鮮は自滅する。
北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本上空を通過
北朝鮮は『戦争による侵略意図・権益獲得の野心』はなく、瀬戸際外交とミサイル発射で時間を稼ぎ『核武装して米国に内政干渉されない体制・保証』を固めたい。ミサイル基地や平壌・金正恩を先制攻撃で叩く場合、一定規模の日本国民の犠牲も覚悟しての仕掛けとなる。9条なしでも、現在の日本社会ではその仕掛けはできない。
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○敬語を使うか使わないかでその人の『キャラ・フォーマル度・住む世界・距離感』が推測される。芸能人や自営業なら戦略的なタメ口でフランクなキャラを作る価値もあるが、一般人が社会的な場で対応する時は丁寧語ベースが無難である。
ローラはOK?許せるタメ口と許せないタメ口の違いに論争勃発
特に会社・組織に所属していれば、内部での上下関係の序列構造を『意図的なタメ口』で崩して自分の印象を逆張りで良くすることは不可能であり、『上の人間に非常識や生意気と思われ嫌われる(低評価)リスク』のほうが大きい。意図的でない無知・環境からのタメ口も、住む世界が違う人、粗雑乱暴な人との悪印象につながる。
あまりに教条主義・権威主義で上下関係をマウンティングするような敬語の強制はバカバカしいが、『丁寧な洗練された言葉遣い・自分への敬意や心遣いを感じる柔らかい言葉遣い』をされて不愉快に感じる人はまずいないわけで、誰が相手でも『粗雑・乱暴・生意気な印象を与える強い口調のタメ口』は損するリスクがある。
完璧な敬語をずっと崩さないという人も、一定以上の対話期間が経過したり親しみが増した時には『慇懃無礼・遠慮が行き過ぎた不快感』としてネガティブな評価を受ける恐れはある。タメ口や敬語・丁寧語の乱れは『距離感の縮まり・相手への親しみや信頼の現れ』であるから、相手・状況によっては嬉しく感じて貰えることもある
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安倍政権に追風吹かす北朝鮮のミサイル発射と内閣府『国民生活に関する世論調査』と防衛予算煽る産経新聞か…この調査で現在の生活について過去最高の計73.9%が『満足・まあ満足』と回答、防衛・安保にもっと力を入れろという意見が増加した。今の日本は株価・上場企業・公務員に限れば最後の晩餐で消費も煽られる。
現在の日本はアメリカと並ぶ格差社会になったため、世論調査で日本全体の豊かさや満足の実感の推測は難しくなった。若者と高齢者だけでなく、現役の大手と中小(正規と非正規)、民間と公務員、資産のある家とない家では同じ社会に生きている感覚も薄まる。単純に平均賞与60万以上があるかないかで景気実感は正反対になる。
今の日本の景気は経済指標から見れば良いが、景気が良くてもその恩恵を『実際の金額増加』として実感できる層は、現役労働者でいえば約半分程度に限定される。会社が過去最高益、月給の増額、平均超の賞与があるなどの人か、数千万以上の単位で投資をしている人は、今は景気が良くて旅行にも行きやすい時代と感じやすい。
続きを読む 内閣府の『国民生活に関する世論調査』では国民の7割が今の生活に満足なのだという…:北朝鮮の脅威・格差拡大・防衛予算増額・安倍政権へ追い風か →
未婚者の男性7割・女性6割が交際相手がいないなら、現代の若者では恋愛至上主義ではなく『恋愛市場主義(需要・供給の階層的結びつき)』が進行しているだけだろう。
「恋愛経験がないとヤバい奴扱い」にもの申す 「恋愛しない自由」だって尊重されていいはずだ
異性と付き合ったり性関係を持つという恋愛経験がないだけで『ヤバい奴』とは思わないが、『誰も好きになったことがない・他者に一切興味がない・男で女への性欲が全くない』までなると、サイコパスやナルシスト、情性・協調性の欠如、利己主義、頑固・偏屈、Aセクシャル、トラウマによる異性嫌悪などの推測はされるかも。
恋愛はリーの恋愛類型論では『エロス・プラグマ・ルーダス・アガペー・マニア・ストロゲー』に分類されるので、同じ恋愛といっても人によってどのような恋愛を経験したかの解釈・感覚はかなり異なる。男性の恋愛は『エロス(性・美と情熱)・マニア(狂気と独占欲)・アガペー(無償の愛)・ルーダス(遊び)』が多い。
女性の恋愛は男性と同じく『エロス・マニア・アガペー』もあるが、一般に男性よりもリアリストでその相手と付き合ってどのようなメリットと将来性があり、結婚・育児にまでつながるかという『プラグマ(実利的な愛)』もかなり重視される。ワンナイトラブや色々な異性のタイプを試したいというルーダスは女性は弱い。
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