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日本の『学校生活+ブラック部活動』は近代の長時間労働に適応するための規律訓練でもあるが…:長く自宅外で活動する意思・体力

休みなく夜遅くまで部活に励む学校生活は『長時間労働・上下関係』の規律訓練で、少なくない企業では今もそういった人材は歓迎される。特別な能力のない多くの労働者にとって会社適応の手段でもあった。

やばい「ブラック部活動」 保護者「まともに休日がない」と悲鳴

近代の学校制度や国民教育の原点は『労働者・兵士の規律訓練』であり、戦前戦後までは『長時間労働・上意下達(理不尽な上下関係)』は否定すべき悪ではなく、何とか適応しないと貧窮する庶民の現実だった。無論今もそういった側面は完全に解消されてはおらず、就活面接で『残業・転勤を嫌う発言,反抗的態度』はマイナスだ。

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『読売新聞を熟読して』という安倍首相の改憲提案の問題、 高齢夫婦間の殺人と安心な老後の難しさ

〇公人として国民生活にも影響力を持つ総理大臣が、特定の新聞社の単独インタビュー要請に応える事自体がおかしく、『読売新聞を熟読しての答弁』は御用新聞販促の利益供与とも受け取られかねない。

読売新聞「憲法改正報道は使命」 首相インタビュー記事

総理大臣が自ら主張する改憲の必要性とその内容は極めて公共性が高いものであるにも関わらず、『読売新聞のインタビュー』だけで詳細に答えて、議会ではまともに説明もせずに『読売新聞を熟読して(熟読している人前提でしかやり取りしない)』と言い捨てるのは国会軽視が甚だしいし、特定新聞との癒着を疑わせる事になる。

読売新聞の『安倍首相インタビューに基づく改憲記事の全文』はそもそも誰でも読める無料記事ではなく(大まかな概要はネット配信されるが)、基本的には定期購読者だけしか全文を読むことができない。安倍首相の政権運営の悲願ともされる『改憲の意図・内容』は、広範な国民に誤解なく周知できる形で伝えるべきだろう。

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Instagramと自撮り文化(セルフィ―文化)の隆盛:現代人は自分のビジュアルが好きなら自己愛は拡張する

精神分析家の故・小此木啓吾氏が随分前に『自己愛人間』を書き、現代人の自意識は社会・他者から離れ自己愛化したと指摘したが、SNS・プリクラの『自撮りのセルフィー文化』はその先鋭でもある。

インスタ投稿「より美しく」 自撮り対応カメラが続々

スマホのカメラが高機能化して撮影後の修正も簡単になったことで、インスタグラムには『モデル・芸能人のようにばっちり決まった一般人』や『仲間と盛り上がる場面を切り取ったカット』が溢れている。自撮りのためのカメラ性能の向上で、『自分が満足のいく自己像・楽しい場面の撮影の公開と蓄積』は自己愛的な快楽を煽る。

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自転車・傘を罪悪感なしで盗む人は『他者への想像力が欠けた人』だろう:損失金額もあるが大きな不便を蒙る。

歩くのがきついから自転車を盗む、雨に濡れたくないから傘を盗む『自分の利便性』の為の犯罪は、正当な持ち主が受ける不便・損害・憤慨への想像力が欠如している。

自転車や傘を盗む人に罪悪感はない? 常習犯の言い分にTwitter騒然 「最低すぎて意味分からない」「今でも呪いの標的にしてる」

何十年も昔から『傘・自転車・バイクの窃盗』は多い。自転車窃盗などは今のほうが昔よりは盗まれなくなっているが、『借りるつもりの罪悪感の薄い個人の盗み』は減っても『盗んで転売する組織的な窃盗犯罪』は車・バイクで深刻化している都市部もある。人の物を借りるには本人に断って承諾を得るか対価を払う必要がある。

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エマニュエル・マクロン大統領、フランスで史上最年少のリーダーが誕生:フランスの抱える政治経済の難問にどう対処していくか

エマニュエル・マクロン大統領はフランスのみならずEU全体でも史上最年少のリーダーになる。極右のルペンを選んで『EU離脱・移民排斥』となればEU情勢と世界経済は混乱しただろう。共和党も社会党の二大政党はついに大統領を擁立できなかった。

仏大統領選、マクロン氏勝利 欧州各国首脳が祝福

フランスはフランス革命・王政崩壊・ナポレオン帝政への逆行を経験した民主主義国家の原点ともされるが、革命後に『自由・平等・友愛の民主主義』の憲法を議会で制定した後も血で血を洗う民衆蜂起・政治闘争が続いた。EU・移民・グローバル化で国民国家の枠組みは変わり、『フランス人とは何者か』の定義も変わるか。

右派の共和党や左派の社会党の二大政党以外から大統領が誕生するのは1958年の第五共和制以降では初めてだ。マクロンは高校時代の教師で24歳も年上のブリジットと結婚したことでも話題になったが、15歳時に出会った既婚教師と結婚する思いを本当に遂行する意思の強さ・感情の維持からして常人ならざる人でもある。

フランス国立行政学院(ENA)は、仏では政治的エリートの登竜門だが、マクロンの経歴は『会計検査院・ロスチャイルド銀行・オランドによる抜擢と経済産業デジタル相・規制緩和のマクロン法』である。自由市場主義に見えるが、公約には500億ユーロ規模の公共投資、低所得者の社会保険負担削減等の政策もある。

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「亀田興毅に勝ったら1000万円」のボクシング企画の感想、 親不知の抜歯の痛みは個人差が大きい

「亀田興毅に勝ったら1000万円」のボクシング企画、ざっと見たが個性的な挑戦者が多く面白かった。現役前半はアウトローキャラで騒動が多かったがこの企画では爽やかな紳士的対応だった。

http://vippers.jp/archives/8865400.html

「亀田興毅に勝ったら1000万円」企画、ゴングと同時に(サーバ)ダウンの展開に

『元』で走り込みもしてない1年以上のブランクがあるとはいえ、ボクシングの世界チャンピオンが素人と試合をする企画は前代未聞。だがエンタメ性がないと、先進国では軽量級のボクシングの人気や視聴率は低迷する一方でもある。さすがに亀田興毅は顔は積極的に打たずボディ中心で手加減している感じだった。

常識的に考えればブランクがあっての4連戦でも、ボクシングの元世界王者が素人(半素人)にヘッドギアをつけていてKO負けを喫する可能性はないが、1RでKOされた一戦目のホストの人以外は、技術力はともかく倒れまいとする気力・根性はあった。

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