PCメインでも『VDT症候群』という首・目・肩・腰・自律神経系が障害される疾患はあった。スマホも前傾姿勢で長時間の慢性的利用を続けると頸肩腕・目に過度の負担がかかり、疼痛・凝り・疲労がでやすく気分も悪くなりやすい。
うつむいてのスマホ操作で背骨には30キロ近い負担がある:研究結果
VDT症候群のVDTは“Visual Digital Terminal”だから、デジタル情報端末としてのスマホの利用による機能障害や自律神経失調症もそこに含まれるが、悪化すると『首・脊椎の変形,重度の肩こりや眼精疲労、慢性的な気分の悪さや嘔吐感』に悩まれるリスクもある。
続きを読む 前傾姿勢が続くスマホ操作は首・背骨に負担がかかる。現代病のVDT症候群の症状と苦痛。 →
米・パン・麺の炭水化物は活動のエネルギー源や食事の満足感と関係する主食で、『糖質制限食』でも全く食べないほど減らすのはきついしリバウンドの過食になりがち。腹7分の少食傾向の習慣づけ。
「糖質制限食」副作用リスクめぐり激論、体重・血糖・血圧では改善
1回の食事につき、ご飯を茶碗に1杯、パンを1枚食べるだけで、健康を崩すほどに体重が重くなり、血糖・血圧が上がり過ぎるという事はないはず。タンパク質の過剰摂取は、太らなくても腎臓に負担が大きくなる。食事の満腹感・量的な満足感の閾値が高くなると、基礎代謝・運動の消費カロリーを超えた摂食になってしまいやすい。
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健康な食事といえば『野菜・果物の割合が多くて栄養バランスの取れた食事(味付けの薄いメニュー)』がイメージされ、不健康な食事といえば『炭水化物・脂質の多いジャンクフードやインスタント食品、スナック菓子、清涼飲料水(味付けの濃いメニュー)』がイメージされるが、ここには食の健康にまつわる一つの錯誤も生じやすい。
野菜・果物をたっぷりと摂取する健康的な食事であれば『一度に食べる量・一日に食べる頻度(回数)』が相当に多くても構わないという錯誤である。一回の食事に山ほどの沢山のメニューをお膳に並べ、丼茶碗に山盛りのご飯を何杯もお代わりしても『不健康な食事』でないのだから健康には悪くないというような考え方をしていれば、いくら葉物・緑黄色野菜・根菜・果物をたっぷりと摂取して肉・魚料理を合わせて食べても、カロリーオーバーで肥満になったり長期的には健康を崩しやすくなる。
不健康な食品には課税必要、「たばこより危険」=国連報告官
先進国の食生活では少なめに食べていても『必須栄養素の不足』は起こりにくいが、腹いっぱいになるまで食べるのを常としていれば『必須栄養素の過剰』は極めて簡単に起こるので、栄養バランスの摂れた手料理でも品数や分量が多すぎれば肥満・生活習慣病の原因となる。
続きを読む 食事と健康(肥満・生活習慣病のリスク)の相関をどう考えるか:ジャンクフード・炭酸飲料は不健康な食事とされるけれど… →
肥満型か痩せ型かには、親子で体型が似ていることも多いように遺伝要因も軽視できないが、大半の人は極端な肥満や激やせの体型にまではいかず、標準体型である人が『加齢(代謝率低下)』と共にやや太り気味になっていき、身体感覚も俊敏さがなくなって重たくなるという感じになる。
一体何が違うの?「頑張らなくてもやせてる人」の生活習慣10個
頑張らなくても痩せている人は、『摂取カロリーと消費カロリーのバランス』がやや消費カロリーが大目になる生活習慣が自然に確立できている人であり、『食事の分量・頻度・内容』を変えるまでは、ある程度頑張ったり意識して変えたりする必要は出てくる。
これ以上ほとんど食べられないくらいの『満腹感(腹9~10分以上)』にこだわる食事を日常的にしていれば、満腹中枢が刺激される閾値が高くなるので、それよりも少ない分量の食事だと物足りない空腹感が多少つらい、手軽につまめるモノがあれば食べたいという衝動が抑えにくくなる。
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