「心理」カテゴリーアーカイブ

子供のネット依存症の問題とインドア・アウトドアのバランス, トイレの手洗いについて

子供のネット依存6.4%はむしろ少ない印象。人の脳はネットとの相性が良く認知拡張的に耽溺しやすい。子供はネットでのやり取りであっても『リアルの人間関係の延長の問題(連絡が遅いとか無視したとかから始まるいがみあい)』が絡みやすい。

「ネット依存」の小中校生6.4%、「日常生活でイライラ」ネット上でトラブルも…兵庫県の初調査で判明

ネット依存症と一括りにいっても、『リアルの人間関係・経済との相関が強い依存性』『バーチャルなゲーム・映像や文字のコンテンツとの相関が強い依存性』『ポルノ・出会い系との相関が強い依存性』など様々あり、『物理・知覚的な世界(リアルな生活・仕事・対人)』への適応性がどれくらい障害されているかが問題となる。

ウェブのディレクターやプログラマー・SE、ゲーム開発者などIT関係の仕事の人が、毎日長時間ネットをしていても睡眠時間が確保されていて健康状態が維持されていれば『ネット依存症』の精神病理とは言わない。ネット依存の不適応は『義務的なリアルの時間割設定や行動様式に従えない・心身の健康を崩す』に集約される。

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現代ではなぜ女性は結婚を失敗したと思いやすいのか?:未婚化・晩婚化のリスクとしくじり婚の不安

思い通りにならぬものの代表が“他者・お金”だが、結婚は『配偶者という他者・生活と人生設計のカネ(仕事)』とリアルに向き合う日常とその変化である。『相互の期待・依存と価値観・行為のバランス』が崩れれば苦悩が生じる。

しくじり婚が3割も!? 30代女子の5割が1年目で結婚を後悔って…

結婚を選択と捉え自己責任を感じるなら、約3割が『しくじり婚』だと思っても不思議ではない。『別の相手も選べたはず・相手が強く押してきたからOKしただけ』等の選択肢のあった過去に意識が逆行できるからだが、反対に結婚を義務・人生を運命と捉える人は『その道以外はなくこうなるべくしてなった』と考え後悔もない。

30代女子で結婚を後悔したという人の多くは、『受動的に選択しただけの結婚』というある種の精神的な逃げ場、夫側の責任の相対的重さを準備していたとも言える。『相手のせいで自分の人生・結婚が狂った』と言える為には、『相手の圧倒的な落ち度・ウソ』か『自分の大幅な受身・譲歩』かの前提が要るからである。

結婚生活とは修行だという益体もないフレーズもあるが『変わらず愛され続ける人生』や『結婚前よりも面白くて楽しい生活や育児』を結婚に期待しても、よほどの幸運(あるいは婚前の極度の悪条件)に恵まれた人か、二人の生き方の相性抜群で楽観的に物事に対処できる人(苦労を苦労と思わない生活向き)でないと無理なのだ。

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キラキラネームとは何なのか?:キラキラネームと言霊思想・非現実的な理想の反映

キラキラネームは名前が子の特別な運命を規定すると思う言霊思想の現れ。だが人生とはその子が自分の能力・資質・努力を発揮する現実的なプロセスで、名前だけ立派・個性的でも仕方ない。おじさん・おばさんになった時にも違和感なく名乗れる名前が望ましい。

「キラキラネームの終焉」歓迎の声

漢字の音訓読みの範囲ならキラキラネームでも良いと思うが、『光宙(ぴかちゅう)・世歩玲(せふれ)・皇帝(しいざあ)・黄熊(ぷう)・泡姫(ありえる)』など、意味や語感が不適切な名前をつけると子の不利益になりかねない。

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大人っぽく見える子供(精神年齢が高く見える子供)の心理:現代で大人になることの難しさ

大人が設定した『社会的に望ましい早熟な子供像』に上手く適応した状態で、『精神年齢の上昇』とは異なる。『何をやれば大人が喜ぶかの枠組み+子供として評価してくれる大人』があるから大人っぽく振る舞いたくなる。

見た目は子供でも頭脳は大人!? 私が出会った、「大人のような子ども」たち

現代社会では『相手・状況に対する適応水準としての大人らしさ』はあるが、厳密な意味で『大人としての精神的な成熟』は殆どない。そもそも論としては戦前・戦後でさえも『社会やイエの規範・慣習・寿命(広義の世間と運命)に要請される大人らしさ』があっただけの面もあり、『個人の意識・価値判断の成熟』とも異なる。

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美男美女のカップルのほうが、人前でイチャイチャしない傾向があるのはなぜか?:自己評価と鏡像のナルシシズム論

美男美女カップルは公共の場でイチャイチャしないの意見が多いが、社会心理学的な根拠も一応ある。美形は『自分の外観の自己評価・鏡像のナルシシズム』が強い為、恋人の外見や異性に求められる自分の顕示による自己評価の補償欲求が弱い傾向はある。

人前でイチャイチャしちゃう人の心理って?

人前でイチャイチャするは『脳内ホルモンの影響で周りが見えない視野狭窄』と『社会的・性選択的な承認による自己評価の補償(恋人による自己価値の加増)』だが、しない人は『公共圏で二人だけの世界に浸れない人(冷静な観察自我の強い人)』か『初めから自己評価が高い人(魅力・幸せを補償する必要の弱い人)』である。

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強迫性障害と自分の潔癖・完全主義について考えたこと,昔の職場の徒弟制と暴力の容認

“不潔・細菌恐怖の洗浄強迫”以外にも“完全主義・過失恐怖の確認強迫,数字や配置に固執する秩序強迫”もある。不潔恐怖はないが、嗅覚・嘔吐中枢の過敏で古い公衆トイレがダメな時があるw

つり革握れない、カラオケマイク触れない…「強迫性障害」 鬱病併発も

特に『食べ過ぎ・飲み過ぎ・睡眠不足・体調不良』の時に、店舗のトイレでアンモニア臭が強かったり掃除が行き届いてなかったりすると、嘔吐中枢が刺激されやすくなっていて、精神的に抵抗があるとかではなく反射的に気分が悪くなる(吐きそうになる)。調子が良い時は多少汚れていても軽く掃除してから出るくらいなのだが。

秩序強迫・儀式行為との類似性でいえば、車を駐車場に止める時は綺麗に白線内に収まっていないと落ち着かないので、少しでも白線と並行になっていなかったら入れ直すとかはある。テストの見直しや屋外での財布・鍵・スマホの確認なども何度かしてしまいやすいが、そのお陰か物を落としたり試験のケアレスミスが殆どない。

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