「心理」カテゴリーアーカイブ

「愛さえあれば結婚できるか?」に4割の女性はそう思わない:お金や異性の魅力も必要ではあるが

安定した収入がなくてもいいのは大きな資産がある人で、「子供含む家族の衣食住を賄うコスト以下の不安定収入」なら結婚できても生きられない恐れ……

「愛さえあれば結婚できる」――女性は「そう思わない」4割、「安定した収入が必要」6割というシビアな結果に (http://mixi.at/agdjXGe)

年齢・実家や資産・生活状況・価値観によって違いはあるが、「愛さえあれば結婚できる」といっても「無職・無一文・向上心なしの人に対する愛情や接点」が生まれにくい。仕事・収入差のない学生時代なら「見た目・性格・会話の魅力だけの愛情」もあるが、大人になれば職業や収入、資産も魅力・自信になりよく見えやすい。

まぁ、完全にお金なんてどうでもいいとなると、「見た目・性格の相性だけの魅力を評価する人(イケメンや奉仕する男ならヒモでもいい)」になるが、そうなると逆に「金目当てならぬ顔目当て・使用人扱い」になってまた批判の原因にもなる。結局、恋愛・結婚にはその人にとってのメリットや将来性はつきまとうものだ。

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ラスベガスの銃乱射事件で59人死亡、500人以上負傷で米国史上最悪の乱射事件:スティーブン・パドック容疑者について

「戦争の局地戦・テロ」でも一度でここまで大量の死傷者は出ない。銃社会で無防備なイベント会場を確信犯で狙われれば、防御手段は皆無に等しい。元会計士・カジノ常連・銃マニアのスティーブン・パドック容疑者(64)に何があったのか。

いくら合衆国憲法で市民の銃武装権が認められているといってもマンダリンベイというラスベガスの高級ホテルは、部屋に16個もの銃器を持ち込めるほど、持ち物に対してフリーパスなのか。分解して持ち込んだとしても、相当な荷物の量で重量も数十キロ以上にはなる。自宅には銃器・爆発物を50近くも保管してたようだ……。

スティーブン・パドック容疑者は、最近になって1日1万ドル以上をラスベガスのギャンブルに突っ込んで、負けがこんでいたと伝えられた。単純に考えれば「ギャンブルで大金を負けた腹いせでの無差別テロ(拡大自殺の巻き添え)」だが、ギャンブル依存症と反社会性パーソナリティー障害を重複していた可能性もありそうだ。

パドック容疑者が乱射事件に使用した銃器は、セミオートマのライフル銃をトリガークランクという装置で連射できるように改造していたというが、こんな自衛に不要な部品がネット通販で50ドルで買える米国の銃社会は異常だ。1万人以上の人が集まる夜の屋外ライブだと「32階からの射撃」は回避以前に発射場所を特定不能。

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嫌いじゃないけど好きでもない彼氏と別れるべきか?:恋愛と結婚の区別の心理

異性としての好き嫌いや感情の強さに厳密にこだわると、長期の男女関係は成り立たない。「人間としての評価の安定期」に入り、好き嫌いにこだわれば別腹の不倫もあるが、長期の関係は生活と結合していく。

嫌いじゃないけど好きでもない彼氏……別れるべき? 続けるべき?(http://mixi.at/aeYoTwh)

どんな男女関係も「異性として惚れ込んで、容姿・恋愛・性にのめり込む感情」は数年で失われ、「人間としての評価の安定期・パートナーシップの維持期」に入る。何をされても言われても「もの凄く嫌いにはならない関係性・生活や子育ての上で必要で安心できる存在(今の状態を失う不安の大きさ)」になってからの方が長い。

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昭和の時代と平成の時代の常識・価値観の変化:昭和は遠くなりにけりだが…昭和は64年もあって長い

昭和は64年の長さがあり、昭和20年までは戦争の時代、昭和30年までは貧困と混乱の時代、昭和30~50年は高度成長、昭和60年末期はバブル景気と崩壊、失われた経済成長の始まりだ。昭和と一括りにできない長さがあり、貧困からの上昇の価値で動いた。

今では信じられない!昭和の常識ランキング(http://mixi.at/aeVctcF)

昭和20年、戦争で東京と地方の主要都市、広島・長崎は焼け野原となり、大勢の男性が戦争で死んだが、「何もない所から始める」という平等なスタートラインと貧困前提の助け合いの意識が強かった。昭和20?50年代にかけての経済成長期、じわじわ世帯間の経済・資産の差が積み重なり、都市・社会インフラも整備された。

昭和50~60年代というのは、終身雇用制が担保した一億総中流意識が生き残っていた最後の時代、この辺りで庶民の間の緩やかな階層分化も進み、「社宅・寮・団地の文化による平等意識(会社員・公務員の勤続年数と所得が増えて持ち家購入数が急増したがそこから脱落する層も多く出た)」も失われやすくなった印象がある。

平成に入る頃には、戦前・戦中世代の政治経済・起業者の陣取りゲームは概ね終焉して、日本経済のボーナス期間も終わっていた。戦後日本経済の富の蓄積と社会インフラの高度な整備、小売・外食・娯楽のサービスの増加もあって、平成は失われた数十年とされるが、昭和以前も含め過去の日本で最も物質的に豊かな時代となった。

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男女の喧嘩・戦争について,男性と女性は究極的には価値観・生き方が合わないことも多い

男女は究極的な思想・生き方は合わない事も多い。「協調・真面目・適応・規範・仕事好き・自分が折れる・孤独回避の優先」が結婚向きな男の特徴ではある。男と女は言葉の用い方が違うだけ。

「男は言葉が不自由で近視ぎみ」と思えばいい。“男女の戦争”の終え方(http://mixi.at/aeTOh8R)

男は感情を言葉にする力が女性に比べて低いというより、男女の性選択の進化プロセスで、男性は感情を言語化して女性に要求するメリットがなかった事が大きい。女性は年代や関係性によっては、感情を言語化して要求・警告したりする事によって、近しい男性の行動を変化させてメリットを得られる歴史が長かった違いがある。

現代でも男性は感情を言語化して「こう感じているからこうしてくれ」などあれこれ訴えるよりも、実際に行動したり適応したりで稼いだり影響力を持つ役割の履行に重きが置かれる。「男も泣いていい」のジェンダーフリーはあるが、年齢のいった男性に泣き喚かれて助けや癒しを求められても、大半の人は困るのが現実だろう。

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75歳父親を蹴り殺した42歳息子。現代で仲の悪い老親と同居する難しさ, 若者の“中二病離れ”について雑感

○どんな親でも子は孝行すべきの儒教道徳の時代ならばともかく、現代は「親を尊敬か軽蔑か・親に感謝か憎悪かの成育歴の違い」でその人が想定する親子のイメージが180度違い、相互理解もかなり難しい。

75歳父を数十回蹴って殺した疑い、同居の42歳逮捕 (http://mixi.at/aeVDMvS)

子に責任を多く求める人もいれば、親に責任を多く求める人もいるが、「数十年以上に及ぶ親子関係の内容」や「親の子に対する育て方や干渉の仕方・子の親に対する接し方や価値観」などが分からないと、殺人自体は犯罪の悪事であるが、責任配分や善悪の程度を含めて一方だけを責めても実態と食い違っていることは多いだろう。

そもそも、男同士は親子であれ兄弟であれ親友であれ、「密着的な同居(生活空間の共有)をするとトラブルが多い傾向」を理解しておいたほうがいいかもしれない。男の同居のストレスは、遺伝的・進化的な原因もある。ゲイの人など個人差はあるが、単純に「縄張り意識・主導権争い・力での抑圧」になりやすいのだろう。

中年以上の兄弟の同居も、収入の格差や就労状況などによって、お互いのプライドを傷つけ合う非常に激しい喧嘩は珍しくないようだが、男同士が嫌々ながらも同居する状況というのは、端的に「お金がなくて同居せざるを得ない・仕方なしに一緒にいる」が多いので余計にちょっとした生活態度の不快感などでトラブルを誘発する。

殺人まで発展したこの父子関係でも、ここに温和な調停役のお母さんなりお姉さんなりがいて、介護的な役割を代理していたならば、この40代の息子も「まあまあ、ここは私たちに任せて」とでも言われて、殺人に至るまで蹴り続けなかったかもしれない。男所帯は貧困になって追い詰められれば、暴力の支配が前面にでやすい。

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