一方的な借金や労力の要求なら断るのは簡単だが、「相手の好意・善意」があって自分の気持ち・都合だけで断る時は何らかの精神的抵抗や申し訳なさは生じる。OKしたり断ったりなら関係は崩れないが、食事の誘いもずっと延々断るなら崩れる。
相手を不快にさせない!上手な断り方3つのポイント
いくら毎日忙しいといっても、近場にいて行こうとする気持ちがあれば、食事やコンサート、映画などに、半年以上も絶対いけない(1日も半日程度の自由がない)理由は殆どないはずだから、「自分の気持ち・都合以外の理由づけ」は難しくなる。相手を不快にさせないというより、早く断るは心理的負荷を下げる断り方だろう。
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異性として好きなほう、心が魅了されるほうを選ぶ発想を続けるなら、結婚や家族はどこかで破綻しやすい。何番目に好きな相手かより、決めた相手と長期のパートナーシップを結び、現実生活に責任を持ち裏切らないというある種の決断・覚悟になる。
2番目に好きな人と結婚した方が幸せになれる?
何番目かはあまり重要ではなく、人生のパートナーとした場合、中長期的に望ましいと思える相手。結婚生活は現実生活の積み重ねであって、今の気持ちや考えが、未来永劫なんてことはまず、あり得ない。
異性として1番目の魅力を結婚相手がずっと持ち続けられるかといえば、残念ながら大半の人は本心では『ノー』になるが、実際に今の相手を捨て、別の相手に乗り換える人は今も少ない。それは異性としての魅力云々を超えた『自分の人生の意味・価値を支えてくれた存在と時間』の重みが唯一性・情緒的依存を形成しやすいから。
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役に立つ情報や関係が得られるかもあるが、大半の人が話していて楽しいのは『自分の話を好意的に聞いてくれる相手』か『興味関心の共通点が多い相手』か『相手の喜ぶことをこちらから言いたくなる相手(笑顔やハイテンションを見たい好きな相手)』かになるだろう。
なぜか「嫌われる人」の話し方
相手の一方的な話を聞かされるのが嫌というのは、前提に『その相手への興味や好意のなさ』があり、嫌な感じの自慢話にしても『競争的なマウンティングの感覚(自分が大したことないの被害感)』が関係している事も多い。どちらかが相手にまず興味と好意と聴く耳を持たなければ、すれ違って対立する不快なやり取りになる。
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当初報道ではキャバクラ経営の加害者から交際を強要され断って暴行を受けたようだったが、雇用した頼るものがない若い女性の弱みにつけ込んで、公私混同した要求を突きつけるろくでもない経営者もいる。
<キャバクラ暴行死>未婚10代母、遠い自立 娘残し無念
水商売・風俗で働く、特に倫理観のない経営者が借りたマンション寮などで住み込みで働く子供のいる20歳前後のシングルマザーというのは、社会的偏見・差別を抜きにしても『社会的弱者としての要素』を多重に持っていると言えるだろう。お店に『頼れる親もいざという時の貯金もないこと』を筒抜けで知られている弱さがある。
お店で雇った弱い立場にいる若い女性を気に入れば、自分の女にしようとする倫理観のない粗暴なキャバクラ経営者でも、『バックボーンのある小遣い稼ぎの学生のような女性』にはそこまで無茶はしない。親が機能している女性に無茶をしても女性はただ無断欠勤してやめるだけだし、後で法的手段を取られる恐れもある。
この事件のような悪質なキャバクラ経営者でも、自分が雇っている女性が『ここで働いても働かなくても良い社会的弱者の女性』かは冷静に見極めているはずだ。『親元から通勤できない寮住まい・10代で出産で貯金なし(絶対お金がいる)・頼れる親族も彼氏もなし・学歴なく法律知識なし』の情報で経営者が偏見で足元を見る。
続きを読む 経営者が従業員に交際を強要して起きたキャバクラ暴行死事件:弱い立場に追い込まれる実家に頼れない若いシングルマザー →
別れを切り出す恋人を憎悪する惨めな感情はありふれたものだが、殺傷事件まで起こすのはある種の愛着障害・情動制御障害に近く、自分の精神的自立ができていない為に相手に人生を依存し過ぎている。
「好きで好きで」少女刺した容疑、逃走していた少年逮捕
自分が切り捨てられたようなケースで(DV・無職・借金など自業自得な理由も含め)、別れた相手の幸福を願う無償のアガペーに到達できる人は男女共に少なく、回復や整理に時間もかかるかもだが、究極的には『他人の心・選択を思い通りに動かすことはできない』というのは交際していても結婚していても同じと気づけるか。
男性でも女性でも『誰と付き合って誰と別れるかの自己選択権』を持つ。本人が最終的な意思決定したならば、それを無理やり暴力や脅しで覆させることは一時的に可能に見えても、結果として不可能であるか犯罪になるだけである。『近しい他者の自由意思・自己決定』を認められる人になれるか否か、大人でも大きな課題だが。
本当に好きなら、別れても利用されても『相手の幸福のため』に何でもできるかというと、現実的には別れて別の男(女)と付き合って生活のお金が足りないから貸してくれと言われて、それで貸してあげるかというと大半は貸さないだろう意味では無償のアガペーにも限界があり、各人個別で分かれて自己責任で進む道がある。
好きな相手なら傷つけず守ってあげるべきという意見もあるが、男女の仲の別離というのは『別れの後も友人的な関係』を引きずることもあるが、基本的に『二度と会わない・連絡も取り合わない・親しく話す機会もなくなる』ということを含意するので、守る云々でなく関係・接点がない人になってしまう可能性が高い。
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心理職は真面目に相談者を思いやる人ほどストレスが強くなる仕事だが、行政の心理職は『共感的理解のレベル・相談者への寄り添い』を敢えて落として数をこなす適当さがないと疲弊して務まらない。
「もう動けん」自殺の娘、眼鏡に涙の跡 嘱託職員の遺族
自殺された非常勤職員の心理職の女性は、おそらく『家に持ち帰ってでもクライエントの悩み・生活を心配して考え続けるタイプ』だった可能性があるが、そういったセンシティブな共感と寄り添いは確かに大きなニーズを生むが、皮肉なことに行政の無料相談では上司は個別の質・対話の深みより数・無難な処遇を評価するだろう。
非正規差別と心理職の雇用・権限・収入の乏しさの問題があるが、現実問題として専門性のある心理一本でまっとうな収入を稼ぐことは大学の教授職でなければ、中堅以上の病院の心理スタッフ(テスターに近い)の正規雇用か非常勤講師掛け持ち以外は、公務員系しかない。営業力とカリスマ性があれば開業もあるが安定はない。
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