○知人がDV関連の書籍を取り上げてたが、女性の立場だと、結婚は『知性・言語・自制心のない依存的な男』とすると、生き死にの問題になりかねない…。
<日立アパート火災>自宅に火、6人死亡 殺人容疑で男逮捕(http://mixi.at/ageg27X)
実際問題、この容疑者のようなガタイが良くて理性が弱く、話し合いができないタイプの仕事もしない男から、全面的に依存されて『俺と別れるなら死ぬ・殺す』とか言われたら、男のメンタルでもきつい。気が弱い人ならうつ病になってもおかしくないし、こんな男が怒鳴り散らして暴れたら男でも完全に制圧するのは骨が折れる。
女性に暴力を振るうタイプかもあるし、自分に非がある別れ話を素直に聞き入れるタイプかもあるが、『力で抵抗できない男と一緒に暮らすこと』を考えると、絶対に暴れない素直に言うことを聞いてくれる男でないと嫌な女性の意見も分からないではない。直情や粗暴、勤勉の第一印象はあるが、切れる人を見極める難しさもある。
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○どんな親でも子は孝行すべきの儒教道徳の時代ならばともかく、現代は「親を尊敬か軽蔑か・親に感謝か憎悪かの成育歴の違い」でその人が想定する親子のイメージが180度違い、相互理解もかなり難しい。
75歳父を数十回蹴って殺した疑い、同居の42歳逮捕 (http://mixi.at/aeVDMvS)
子に責任を多く求める人もいれば、親に責任を多く求める人もいるが、「数十年以上に及ぶ親子関係の内容」や「親の子に対する育て方や干渉の仕方・子の親に対する接し方や価値観」などが分からないと、殺人自体は犯罪の悪事であるが、責任配分や善悪の程度を含めて一方だけを責めても実態と食い違っていることは多いだろう。
そもそも、男同士は親子であれ兄弟であれ親友であれ、「密着的な同居(生活空間の共有)をするとトラブルが多い傾向」を理解しておいたほうがいいかもしれない。男の同居のストレスは、遺伝的・進化的な原因もある。ゲイの人など個人差はあるが、単純に「縄張り意識・主導権争い・力での抑圧」になりやすいのだろう。
中年以上の兄弟の同居も、収入の格差や就労状況などによって、お互いのプライドを傷つけ合う非常に激しい喧嘩は珍しくないようだが、男同士が嫌々ながらも同居する状況というのは、端的に「お金がなくて同居せざるを得ない・仕方なしに一緒にいる」が多いので余計にちょっとした生活態度の不快感などでトラブルを誘発する。
殺人まで発展したこの父子関係でも、ここに温和な調停役のお母さんなりお姉さんなりがいて、介護的な役割を代理していたならば、この40代の息子も「まあまあ、ここは私たちに任せて」とでも言われて、殺人に至るまで蹴り続けなかったかもしれない。男所帯は貧困になって追い詰められれば、暴力の支配が前面にでやすい。
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牛乳石鹸のCMが話題になっていた事さえ知らなかった。『牛乳石鹸の販促CM』としては買いたくならないので効果が薄いと思うが、『現代で失われた父権・父の存在感・男の生きがい』みたいなジェンダーのノスタルジーを匂わせるCMの造りではある。
http://blogos.com/outline/241174/
父親の目がぼんやりうつろだからうつ病ではないかと引用記事にあるが、そういったアンニュイな焦点のぼけた目線が俳優の新井浩文氏の味みたいな所がある。しかし、家庭か会社かで何か悩みを引きずっていて覇気を失ったような目線にも確かに見える、このCMのメインキャストには余り向いていなかったのかも。
会社の行きがけにごみ捨てをして、子供の誕生日にケーキとプレゼントを買ってという父親の行動が、自発的なものではなく妻からの指示に従うどこか機械的・うつ的で不満げな行動である事に違和感が生じるのか。子の誕生日に帰ってこないので妻から電話があるが、急ぎの用事・会話もないのに、なぜ一言もなく完全無視なのか…
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○健康な人でも80代以上は老衰による多臓器不全・心不全の突然死リスクはあるので、子と同居しているならまだ元気なうちに『死後に救急車・親族・葬儀会社に必ず連絡する事』は話し合って確認しておくべきだろう。
母親の遺体放置した疑い、55歳の長男逮捕
7月下旬からの放置で日にちもそれほど経っていないことから、年金不正受給が目的とは断定できないし、きょうだいがいるのであれば遠からず『母親の死』が露見することは予想できただろうから、『茫然自失・無気力・判断停止』に陥っていたのかも。50代は強いストレスや自信喪失があると気力・思考力は低下しやすい。
よほどの資産・貯蓄がなければ、50代で独身・無職の状況は客観的に見て厳しく、『どんな仕事でも前向きにこなそうとする姿勢』がなければ行き詰まる。高齢の母の介護生活に終止符が打たれ、不正受給の意図はなくても、『これから自分はどう生きていけるのか』を考えた時に選択や気力が無いように感じられた可能性がある。
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35年住宅ローンが若手サラリーマンを破綻に追い込むの記事があったが、『人口減少・経済成長停滞・空き家率上昇』を考えれば、(移民導入がなければ)立地と品質の良い物件を除き『住宅の資産価値下落(売却しても残高が残る)』があるので、東京五輪後の住宅市場・日本経済を見て無理のない価格帯を買うのが無難だろう。
東京都心の強い需要のある物件は住宅価格はある程度維持できる可能性があるが、地方の少し引っ込んだ土地の中古物件などは、現在と比較すれば相当な格安価格で売りに出てくる可能性が高い。新築物件にこだわらず車で移動できるなら、地方の人口減少地域の物件はかなり安くなり一括でも買いやすいはず。
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0729/sgk_170729_7123868041.html
ただこういった記事に出てくる35年ローンは、『借入金5000万円』で地方ではまず有り得ない金額の物件で、東京でもかなり稼ぐ大企業か上級公務員に限定した話ですな。
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○子供は親を選んで産まれることはできないが、出産直後からネグレクトがあって日常素行も不良であれば、乳児院も外出許可には慎重な判断をすべきだった。それでも親権解除されなければ血縁上の親の権利は強い。
4歳長男に脳挫傷などの傷害容疑 両親を逮捕
小さな子供を殴ったり蹴ったり虐めたりできるかは『人間の気質・性格』に拠るが、男女関係も類似した人同士でカップリングしやすいので『児童虐待の歯止めになるべき母』が不在になりやすい問題もある。粗暴・弱者虐待・無思慮でありたくない自尊心を培えるかだが、一定の年齢になると負の気質・性格が固定されやすい。
児童相談所や乳児院から半ば強引に子供を引き取る動機づけが、『心を入れ替えて子供に愛情を持って育てたい』ならいいが『子供の数がいたほうが児童手当が増額される』などだったら目も当てられない。父親は刺青を入れて睨みつける自画像をアップしていたが、外に粋がるのではなく克己心を持って己自身を睨めるかである。
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