「恋愛・結婚」カテゴリーアーカイブ

4歳長男に脳挫傷を負わせた両親が逮捕、 稲田朋美防衛相と陸上幕僚長の辞任

○子供は親を選んで産まれることはできないが、出産直後からネグレクトがあって日常素行も不良であれば、乳児院も外出許可には慎重な判断をすべきだった。それでも親権解除されなければ血縁上の親の権利は強い。

4歳長男に脳挫傷などの傷害容疑 両親を逮捕

小さな子供を殴ったり蹴ったり虐めたりできるかは『人間の気質・性格』に拠るが、男女関係も類似した人同士でカップリングしやすいので『児童虐待の歯止めになるべき母』が不在になりやすい問題もある。粗暴・弱者虐待・無思慮でありたくない自尊心を培えるかだが、一定の年齢になると負の気質・性格が固定されやすい。

児童相談所や乳児院から半ば強引に子供を引き取る動機づけが、『心を入れ替えて子供に愛情を持って育てたい』ならいいが『子供の数がいたほうが児童手当が増額される』などだったら目も当てられない。父親は刺青を入れて睨みつける自画像をアップしていたが、外に粋がるのではなく克己心を持って己自身を睨めるかである。

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帰宅恐怖症の心理と夫婦関係:なぜ夫(妻)は家に帰りたくないのか?

帰宅恐怖症や家族間事件は極端な事例だが、男女は距離感が近すぎたり経済生活を共有すると『ある種の遠慮・愛想』がなくなりやすい傾向はある。男でも女でも『外(仕事・他人)の方が印象が良く見える』はざらだ…

なぜ夫は家に帰りたくないのか――「帰宅恐怖症」のメカニズムと対処法とは?

結婚のアイロニズムは、一番好きな人の最高の人間性・魅力・思いやりに浸れる機会のように見えて、人によっては『他人には見せないきつさ厳しさや見苦しい面』を容赦なく家族にだけは見せ、それ以前の異性的魅力に対する幻想が打ち砕かれやすい事だろう。逆に『良く見せなくて良い飾らない自分』を見せているとも言えるが。

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晩産化による育児と介護のダブルケアの問題:長寿化の介護問題・人の世話をできる人の減少

育児と介護のダブルケアの原因の一つは確かに晩婚化・晩産化だが、戦前戦後までの日本人の平均寿命は60歳前後で55歳退職でも余命が5歳前後しかなかったので『長期介護の問題』が発生しづらかった。

<晩産女性>親の介護と育児同時に 40~50代3人に1人

現代人は健康寿命も延びて65~70歳頃までは自立的生活が可能な人が過半だが、それでも70代以上になると『健康ではない医療・介護が必要な余命』が10年以上は残ることが多く、家族のマンパワーか施設介護の経済負担かのどちらかが必要になる。現代人から『自然な死』が失われ、救命後の延命治療の問題もある。

現代の核家族・サラリーマン世帯では特に『ダブルケア』はじめ『自立できない他人を物理的に世話する余力・心理状態』が乏しくなりやすい。過去の大家族のように余剰人員のバッファがないので『自分一人であれもこれもの負担・責任』は大きくなる。一人でなくても配偶者が手伝うくらいで、人員も時間も不足しがち。

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女子大生が恋愛のもつれで彼氏を刺して殺人未遂で逮捕、 大阪で強制わいせつ容疑で警察署協議会の会長逮捕

○男女関係で女性が暴力犯罪の加害者となるケースは男女平等が進む欧米では多いが(米国では不倫トラブルで暴れる女性を撮るリアリティショーが人気)、日本の学生で金づち・包丁で殺害を図る事件は珍しい。

<殺人未遂>容疑で女子大生逮捕「恋愛感情のもつれで」

恋愛感情のもつれで殺害しようとする動機の多くは、『浮気・裏切り・別離からの嫉妬や怨恨(根底の独占欲)』だろうが、『純粋で真面目すぎる・視野狭窄でその相手以外見ない・今の関係がダメなら死ぬ』などの性格傾向だとリスクは上がる。男も女も愛情が執念・支配に変質して別れを受け入れない人は自己制御を失いやすい。

相手のパーソナリティーや人生哲学、今までの記憶や体験(トラウマ・人間不信の可能性)などを十分に理解した上で交際していないと、『お互いにとっての許せないポイント・相手に求めているものや結婚の確信度』などで様々なトラブルになる事はある。だが思い通りにならない状況でキレる性格の人は結婚しても変わらないかも。

基本的には、純粋で真面目で曲がった事が大嫌い、まっすぐに人と向かい合うような人は『関係が良好な時期』にはそのパーソナリティが愛すべきもののように感じるが、『関係が崩れたり相手への好意が薄れた時』にはその融通や柔軟さのないまっすぐな性格で責任追及されるなど怖いものになる事も多い。

反対に『こだわりの薄い柔軟な価値観の人・自分もいい加減だが相手にもいい加減な部分を認める人』は恋愛・結婚の相手としては物足りなく感じるが、何らかのトラブルが起こっても『人間にはそういう面もある・あなたの選択を尊重する(別れも受容)』という反応で激しい怒り・憎悪を向けられるリスクはかなり下がる。

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60代以上の子・孫の経済的依存とパラサイト破産、 中国で民主化訴えた劉暁波氏が死去

○終身雇用に近い職場にいて途中で辞めない労働意欲を維持しないと、過半は結婚・育児のコストを安定的に稼ぎ続けられない現実があり実家頼みも多い。稼げない自営業は半分趣味だが、だからこそ雇われる勤め人への再適応が壁になる。

60歳以上が子や孫の生活費を負担…“パラサイト破産”急増中

お金を増やすことだけを第一の目的にして他の全てを捨てて働ける人は資本主義では困窮しないという話を書いたが、結婚や出産・育児を選択して決断するなら自営業・自由業・趣味人に限らず『稼げなくなったら素早く稼げる仕事・お金第一にシフトする覚悟』がないと生活がいきづまる、それが嫌ならやめておくべきだろう。
そもそも論として、現代では大半の人は企業に雇われないと世帯をもって自立するだけのまともな金額は稼げない。自営の飲食業は波が激しくいったん右肩下がりの経営になると自力で挽回して再成長できる人は殆どいない。30年、40年と続けていける仕事でもない。親世代より子世代は平均して稼げなくなってはいるが。

一方、日本の金融資産の50%以上は60代以上の層が保有、20~30代はほとんど金融資産がなく、家庭があると毎月の給料がその月の生活費でほぼ消える家計簿になる余裕のない層が多い。もう一つは現代人はハングリー精神に根ざした労働意欲が昔の人(子供時代から貧乏に喘いでお金への渇望が強い)より弱まっている。

しかし何が何でも必要なお金を稼ぐというハングリー精神がないと、一定以上のお金が長期にかかる結婚・子育ての生活は成り立たず、『稼げなくても自営業を続ける選択』はジリ貧か最悪の結果になる恐れもある。親世代が十分な資産・ビジネスを持っていれば別だが、日本の世代別の所得・税負担率はジリ貧傾向にある。

昭和50年代頃までの最大の違いは実家が貧乏か中流か親が支配的か否かで、昭和中期までは貧しい田舎の農村漁村の出身者が多く父の家長権も強かったから、『お金が欲しい・都会で暮らしたい(田舎に何もない)・好きな人と結婚したい・親から自由になりたい』等のハングリー精神が激務型終身雇用に食い込む労働意欲を支えた。

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子供のいない人生について後悔するか後悔しないか?:自分で自分をどう納得させて自己洗脳できるかが問われる

人は決定的な苦境や欠乏に落ち込まなければ、プライドと自己洗脳によって『後悔しない知的動物』だが、子供は人生の価値観競争になりやすい。80代になれば尚更『今になって後悔することの意味』はないものだ。

81歳の今だから語れること「子どものいない人生に一度も後悔はありません」

『子供のいない人生に意味はない・寂しい』というのも、『子供のいない人生で後悔・寂しさがない』というのも、それぞれのやり直せない選択の自己補強であり、共感者・賛同者を増やしたいとする洗脳合戦でもあるが、あまりに強い(違う人を全否定する)自己主張だと逆に『自己信念の揺らぎ・不安』の漏出になってしまう。

客観的に80代にもなれば、生命の炎がか細くなり、自己意思を貫徹する土台の脳・健康そのものが揺らいできて、頑固になる人もいるが、かなりの割合の人は『まぁまぁ、あなたも頑張ってきましたねというこだわりの無さの境地』に至る。年を重ね『自分らしさへの過剰なこだわり』が緩む方が精神的に余裕のある人になる。

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