「恋愛・結婚」カテゴリーアーカイブ

きょうだい(兄弟姉妹)の不仲の原因はどこにあるのか?:親の愛情・関心・支援の偏りとお金の絡む問題

子供時代のきょうだいの不仲の原因は『親の愛情・関心・評価・お金のかけ方の偏り』が多く、大人になってからは『金銭・介護・遺産の絡む利害や負担の差』から不仲になる事が多い印象がある。男兄弟で優劣・損得を張り合うタイプは概ね不仲になりやすい等。

きょうだい不仲になった原因TOP10

きょうだいが典型的な不仲になるパターンとして、真面目に頑張っている自分だけ損や負担をしているように感じるという事例は多い。学業・生活・仕事の面などでいい加減というか自立力が弱い人ほど、逆に親や周囲の評価・扱いが甘く優しい、援助されやすい傾向もあるが、対等であるべきと思うきょうだいが不満を覚える等。

依怙贔屓というかきょうだい間の扱いの違いがある事例でも、一律にみんなが兄弟姉妹の仲が悪くなるわけではない。『あいつはダメな所もあるけど憎めない奴のキャラ』を親と一緒にきょうだいも認める人(ダメな所ばかり責めずそれなりに話せる関係)なら険悪にはならないが、子供時代からの差別待遇の不満も出やすい。

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男性は女性におごったほうが良いのか、割り勘でも良いのか?:食事・入場料くらいはおごる男の方が多いが。

自分が一緒に食事に行きたいと思った相手(誘った相手)、お金に困ってない状況なら食事くらいおごる男は多いと思うが、中高年ならおごってでも色恋抜きでも相手の性別問わず、食事に誘いたがる・話したがる人も増えてくるw

割り勘はあたりまえ? 初デートでの金銭感覚、イマドキ男子のホンネ3つ

若くて自分に自信があり恋人・友達がいる時は、『楽しいコミュニケーションつきの食事』が相手も食べたいものを食べてるんだから・お互い時間を割いているからという理由で『割り勘で当たり前』の合理主義にもなりやすいが、家族・夫婦以外で楽しく談笑+食事できる魅力ある他者の価値は加齢と共に高まる傾向がある。

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男性モデルのセクシーショットが増えた“an・an”、福岡県久留米市の立体駐車場での転落事故

“an・an”はいつも旬の男性アイドルの肉体を使ったSEX特集が多いイメージだが、男性向けメディアに置き換えれば、漫画雑誌に載る位のセミヌード系のソフトな写真に過ぎないわけで、女性向けメディアの禁忌の薄れ、生々しい欲求の解放の面もあると思う。男女のジェンダーや性道徳の差異が縮小している。

玉森裕太が表紙 7日発売an・an

昭和中期くらいまで、男女の経済格差・家父長制の秩序・役割的ジェンダーなどによって、女性が男性の外見・肉体・セックスの好き嫌いに言及する事自体がある種の恥じらいの無さとしてタブーであり、この種の女性向けの視覚刺激の娯楽は殆どなかった。

『妻子を真面目に養う勤勉さ・扶養能力のある男』と『あなただけですの貞節・従順な女』という男女ジェンダーのステロタイプの崩壊プロセスが進んでいると見ることもできるか。

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女性は恋愛で男性の外見・容姿をどれくらい重視するか?:『ただしイケメンに限る』という言説と実際の恋愛

男性の外見(容姿)の重視度は“女性の年齢・文化圏・興味の広さ深さ”にも拠るが、容姿にこだわる男は『自分を見てくれる合う女性』に無関心で、共通点のない女ばかり見ている事が多い。

「ただしイケメンに限る」という嘘――女性は外見を判断の第一にしていない

若い女性で、誰が見ても外見の魅力が抜けている、周囲も美人で華やかな友人が多い、ファッションや髪型、恋愛等への興味以外の関心事が少ない女性(若い外見重視の男が惹かれる型)は、多くの男にとっては『ただしイケメンに限る』というより『住む世界・興味の範疇が違いすぎる女性(会話が弾まない)』である事が多い。

社会的バランス理論では男女の総合的な魅力が釣り合う異性を選択する蓋然性が高いとされるので、財産・職業が影響しづらい若い世代では『容姿・会話のノリ』の影響度が高まりやすい傾向はあるが、外見がダメだからという人は、『普段自分が殆ど見ていない層・文化圏の女性』に『自分の人間性・話題に合う人』がいるもの。

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高校生はなぜ“キス動画”を“リア充の証”のように感じてアップしてしまうのか?

子供の恋愛は『二人だけの閉じた関係で得られる快楽・喜びの量』は意外に小さい。相手だけがいれば幸せではなく、見栄えのする異性と戯れる幸せな自分を友人知人に見てもらいたい承認・自己顕示とその拡張が影響する。

尾木ママ、高校生に流行中の“キス動画”に警告 「必ず被害被り後悔する」

『相互の内面・対話・生き方の魅力』を味わう恋愛は、双方の人間性や世界観の一定の成熟が要求される。中高生では見栄えの良さ(イケメン・可愛い)やノリがメインの恋愛が多く『自慢の彼氏彼女(自分にのめり込む相手)を見せたい』という『相手との付き合いの外にある承認欲・リア充自慢』がキス動画投稿の動機にもなる。

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現代の先進国における少子高齢化・未婚化・育児コストと“親と子の力関係(道徳的関係)の逆転傾向”

現代の中流以下の層において、子供の数が減る最大の理由は『社会の高学歴化(大卒平均化)』と『子供の権利拡大』で、昔の家父長制・家族道徳は大きく変質してしまった。年をとってからも子供の迷惑になるような親になってはいけないという『子の為に準備して生きる親(親孝行の道徳規範の自明視の否定)』という逆の図式が道徳化して普及してきた影響も大きい。

多子・低所得世帯の負担軽減強化=幼児教育無償化で―政府・与党

第一次産業が主流で平均学歴も低かった昔は、子が沢山いればいるほど『将来の親(家族)を道徳的・献身的に支える労働力』が増し、将来も安心の感覚を持てた為、貧乏人の子沢山は当たり前の現象だった。少子化対策をしなければ子供を産まないというのは、子の財産性が減り負債性が高まっている時代状況の現れでもある。

時代状況という意味では、現代人の親の倫理は『子の労働力化・道具化』を好ましくないものとして退け、『子に対する無償の愛情』をできるだけ努力して実践したいとする過去の時代には殆どなかった純粋で禁欲的なものである。この倫理がそもそも国の『子供=労働力・財源不足を補うもの』という発想に対し拒絶的なのである。

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